2021年12月15日
ウェッジさんと遠征
先日、ウェッジさんと釣りに行ってきました。
場所は車で二時間少々走った場所です。
元々はウェッジさんが釣果情報共有アプリで、最寄りの漁港の隣の漁港で良い型のアジが釣れているという情報を得たので、私を誘ってくれたのが発端でした。しかしながら、私やゴンさんの事前釣行の結果や行きつけの釣具店の店主からの情報、そして当日の天気予報などから総合的に判断して、この場所での釣行になりました。
待ち合わせ時間である午後四時にウェッジさんと合流。挨拶もそこそこに私の車に荷物を積んで早速出発。
最近忙しかったというウェッジさんとの釣りはかなり久しぶりで、自然と車内での会話も弾みます。
その会話の中でー
ウェッジさん:「今日は家族に『アジのなめろう祭を開催する』って言ってきたんですよ」
すけ:「なめろう祭ですか…」
魚好きで食べ盛りの子供を含む5人家族のためのなめろう祭…
型と数の両方に結果を求められます。
ウェッジさん、相変わらずナチュラルにハードルをあげてくれます。
まぁそれがモチベーションをさらに高めてくれたりするのですが。
そんなこんなで目的地に到着。
入りたいポイントに先行者の姿無し。
そもそも見る限り釣り人の姿無し。
それもそのはず、この日は平日。
そして気温2℃。
極寒。
事前に天気予報で知っていてそれなりに準備と覚悟はしていたのですが、今シーズン初体験の寒さです。
まぁ、寒さぐらいで挫けたりはしないのですが。
ということで二人でいそいそと準備を開始。そして程無く釣りを開始。
そして第一投。
ヒット!そしてキャッチ!
16~17cmほどのアジでした。
ウェッジさんに釣れたポイントを伝え、さらに手広く手早く周囲を探っていきます。
その結果、結構色んな所で反応があるのがわかりました。
すけ:「なめろう祭、開催できそうですよ!」
そう言いながら二人でアジを追加していきます。
入れ食いと言うほどのペースではありませんが、着実に数を伸ばしていくことができました。
が、少し時間が経つと反応が薄くなってきました。
ふと、ウェッジさんを見遣るとウェッジさんも同じ様に感じていたのか、少しだけポイント移動。
20mほど離れた、常夜灯の明かりから外れたやや暗い場所で釣りを開始。程無くしてー
ウェッジさん:「いますね」
すけ:「上?下?」
ウェッジさん:「底の方です」
それまでは宙層から上で反応があったので、その辺りを攻めていたのですが、どうやら居場所が変わった様です。暗い場所、深い場所へ。
ということで立ち位置は変えずにシンカーを付けたスプリットリグで探ることにしました。
するとー
ウェッジさん:「よしっ!釣れた!!」
いつもは飄々としているウェッジさんが興奮気味に戻ってきました。
その手には、大きなアジが。

測ってみたら23cm。ウェッジさんの自己記録更新です。
一気に場の熱気が高まります。すでに寒さなどどうでもよくなっていました。
そして午後10時前。
本格的に反応が無くなったので、帰宅時間も考慮して納竿としました。
最終的にウェッジさんが持ち帰ることになったのは、22~23cmのアジ3匹を含むアジ12匹でした。
持ち帰ったアジがどうなったかは聞いていませんが、きっと盛大になめろう祭が開催されたことと思います。
やはり釣りは楽しい。
場所は車で二時間少々走った場所です。
元々はウェッジさんが釣果情報共有アプリで、最寄りの漁港の隣の漁港で良い型のアジが釣れているという情報を得たので、私を誘ってくれたのが発端でした。しかしながら、私やゴンさんの事前釣行の結果や行きつけの釣具店の店主からの情報、そして当日の天気予報などから総合的に判断して、この場所での釣行になりました。
待ち合わせ時間である午後四時にウェッジさんと合流。挨拶もそこそこに私の車に荷物を積んで早速出発。
最近忙しかったというウェッジさんとの釣りはかなり久しぶりで、自然と車内での会話も弾みます。
その会話の中でー
ウェッジさん:「今日は家族に『アジのなめろう祭を開催する』って言ってきたんですよ」
すけ:「なめろう祭ですか…」
魚好きで食べ盛りの子供を含む5人家族のためのなめろう祭…
型と数の両方に結果を求められます。
ウェッジさん、相変わらずナチュラルにハードルをあげてくれます。
まぁそれがモチベーションをさらに高めてくれたりするのですが。
そんなこんなで目的地に到着。
入りたいポイントに先行者の姿無し。
そもそも見る限り釣り人の姿無し。
それもそのはず、この日は平日。
そして気温2℃。
極寒。
事前に天気予報で知っていてそれなりに準備と覚悟はしていたのですが、今シーズン初体験の寒さです。
まぁ、寒さぐらいで挫けたりはしないのですが。
ということで二人でいそいそと準備を開始。そして程無く釣りを開始。
そして第一投。
ヒット!そしてキャッチ!
16~17cmほどのアジでした。
ウェッジさんに釣れたポイントを伝え、さらに手広く手早く周囲を探っていきます。
その結果、結構色んな所で反応があるのがわかりました。
すけ:「なめろう祭、開催できそうですよ!」
そう言いながら二人でアジを追加していきます。
入れ食いと言うほどのペースではありませんが、着実に数を伸ばしていくことができました。
が、少し時間が経つと反応が薄くなってきました。
ふと、ウェッジさんを見遣るとウェッジさんも同じ様に感じていたのか、少しだけポイント移動。
20mほど離れた、常夜灯の明かりから外れたやや暗い場所で釣りを開始。程無くしてー
ウェッジさん:「いますね」
すけ:「上?下?」
ウェッジさん:「底の方です」
それまでは宙層から上で反応があったので、その辺りを攻めていたのですが、どうやら居場所が変わった様です。暗い場所、深い場所へ。
ということで立ち位置は変えずにシンカーを付けたスプリットリグで探ることにしました。
するとー
ウェッジさん:「よしっ!釣れた!!」
いつもは飄々としているウェッジさんが興奮気味に戻ってきました。
その手には、大きなアジが。

測ってみたら23cm。ウェッジさんの自己記録更新です。
一気に場の熱気が高まります。すでに寒さなどどうでもよくなっていました。
そして午後10時前。
本格的に反応が無くなったので、帰宅時間も考慮して納竿としました。
最終的にウェッジさんが持ち帰ることになったのは、22~23cmのアジ3匹を含むアジ12匹でした。
持ち帰ったアジがどうなったかは聞いていませんが、きっと盛大になめろう祭が開催されたことと思います。
やはり釣りは楽しい。
Posted by すけろく at
20:22
│Comments(0)
2021年10月26日
釣りを始めて丸5年
先日、ゴンさんと釣りに行ってきました。
いつもの最寄りの漁港ではなく、車で1時間少々の場所へのプチ遠征です。
目指すポイントは過去の記事に何度も登場している場所なのですが、コロナ禍の影響もあってこの場所で釣りをするのは結構久しぶりだったりします。
で、ポイントに到着。
既に人だらけ。
このポイントは諦めることにして、どこに行くかゴンさんと相談開始。もう1時間走るかとも思ったのですが、1週間ほど前に取引先の営業の方に教えてもらったポイントのことを思い出し、ナビで検索してみると―
この場所から車で数分のところであることが判明。
「せっかくだし、ちょっと見てこようか」ということで意見が一致して、そのポイントに行ってみることにしました。
程無くポイントに到着。
先行者の姿、全く無し。
場所に関して何の知識・情報が無い状態でしたが、折角なので釣りをすることにしました。
タックルは2つ。両方ともアジング用です。1つは普段メインで使用している18コルトのGCRTS-572UL-HS。もう1つは手持ちのアジングロッドで一番パワーのある18コルトのGCRTS-742L-T。
初めてのポイントという事でまずは水深や海底の状態などの情報を得るために、GCRTS-742L-Tで6gのメタルジグを投げることにしました。
第1投目―。
底を取って、最初のしゃくりからのフォールでいきなりヒット。
しかしながら、すぐにバラす。その後反応無し。
釣りを開始してから15分ほど経った頃、1人のお兄さんがやってきて、にこやかに挨拶をして下さり、私たちの隣で釣りを始めました。見たところアオリイカ狙いの模様。
目の前に広がる海は広いのですが、釣り場自体は小場所なので、ここで少し私は場所移動することに。徒歩で1分少々の距離です。
道路脇の切れ目にある階段から岸辺に降りて釣りを開始。
第1投目―。
先ほど同様、底を取って6回ほどしゃくってから、そのまま底までフォール―
ドンッ!
竿先を引き込む、ジグをひったくる様な強いアタリ。考えるよりも早く、反射的に合わせます。途端に0.4号のPEラインとチューブラーティップを介して、それなりに長さのある魚が身をよじる感触が手に伝わってきます。
「あ~、エソかな」
そう思いながら、ロッドを立て気味にして、ゆっくりとリールを巻きます。結構重量感がある。
「でっかいエソかな。キジハタだったらいいんだけどなぁ」
魚がバタつく感覚と結構な魚の重みを感じながら、リールを巻いていると、
ジイイイィィィィィッ!
強めにしていたドラグが鳴り始め、魚が走り始めました。咄嗟に立てていたロッドを寝かせ気味にしていなしつつ、魚の挙動に合わせてポンピング気味なリーリングに変更。
焦らずに慎重に時間をかけてやり取りしていると魚の姿が見えました。
アジ!大きい!見たことないサイズ!
「これって・・・、尺アジ・・・」そう気付いた途端、鼓動が激しくなり体が震えるのがわかりました。
そして―
タモを持たずに移動してきたことを思い出しました。
幸い海面に手が届く場所だったので、慎重にアジを寄せてジグをつかんでアジをキャッチすることができました。
ちなみにジグのフロントフックが口に横掛かりしていて、リアフックが鰓に掛かっていました。
震える手でアジを持ちながら、元の釣り場に戻ると、まず途中から来たエギングのお兄さんが声を掛けてくれました。
お兄さん:「お、何釣れたんですか?」
すけ:「ええと~、アジです」
お兄さん:「え!?でっか!!太っ!」
すけ:「このサイズ、初めて釣りました・・・」
お兄さん:「オレ、この釣り場良く来るし、それなりの良いサイズのアジ釣ってますが、このサイズ見たことないです」
そんな会話をしている最中も、少し離れた場所で自分の釣りに集中しているゴンさんに声を掛けます。
すけ:「ゴンさんゴンさん」
ゴンさん:「ん?」
すけ:「ほら!」
ゴンさん:「何それ?」
すけ:「アジ!」
ゴンさん:「え!!デカくない!?絶対尺あるやん!!」
すけ:「うん!確かめてみる!写真写真」
そうして撮ったのがこの写真。

30cmの竹の物差しよりも明らかに大きい姿が尺アジであることを証明しています。
「うわあ・・・この物差しよりも大きいアジが釣れた・・・」
と興奮しながらスマホで撮影していると―
ゴンさん:「そんなんじゃなくて、ちゃんとサイズ測んなさいよ(笑)初めての尺アジやぞ。俺のスケール貸すから、ちゃんと撮って」
ということで撮ったのがこの写真。

35.5cmでした。
これまでの自己記録を10cm近く更新することになりました。
この日の釣行で私が釣ったのはこの1匹のみ。
釣り場に戻って計測や撮影とかせずに、その場ですぐさまキャストしていればもう少し釣れたのかもしれませんが、そんな考えは全く思い浮かばず、その場にいた皆で喜びと興奮を共有することを優先していました。ただの見せびらかしだったかもしれませんが(苦笑)。
何はともあれ、年甲斐もなく興奮しました。
釣りを始めて丸5年が経ち、もはや私の中では、YouTubeや釣りビジョンの中だけの存在、半ば都市伝説になりつつあった尺アジ。
なので正直狙っていたわけではないですが、ようやく釣ることができました。
やはり釣りは楽しい。
いつもの最寄りの漁港ではなく、車で1時間少々の場所へのプチ遠征です。
目指すポイントは過去の記事に何度も登場している場所なのですが、コロナ禍の影響もあってこの場所で釣りをするのは結構久しぶりだったりします。
で、ポイントに到着。
既に人だらけ。
このポイントは諦めることにして、どこに行くかゴンさんと相談開始。もう1時間走るかとも思ったのですが、1週間ほど前に取引先の営業の方に教えてもらったポイントのことを思い出し、ナビで検索してみると―
この場所から車で数分のところであることが判明。
「せっかくだし、ちょっと見てこようか」ということで意見が一致して、そのポイントに行ってみることにしました。
程無くポイントに到着。
先行者の姿、全く無し。
場所に関して何の知識・情報が無い状態でしたが、折角なので釣りをすることにしました。
タックルは2つ。両方ともアジング用です。1つは普段メインで使用している18コルトのGCRTS-572UL-HS。もう1つは手持ちのアジングロッドで一番パワーのある18コルトのGCRTS-742L-T。
初めてのポイントという事でまずは水深や海底の状態などの情報を得るために、GCRTS-742L-Tで6gのメタルジグを投げることにしました。
第1投目―。
底を取って、最初のしゃくりからのフォールでいきなりヒット。
しかしながら、すぐにバラす。その後反応無し。
釣りを開始してから15分ほど経った頃、1人のお兄さんがやってきて、にこやかに挨拶をして下さり、私たちの隣で釣りを始めました。見たところアオリイカ狙いの模様。
目の前に広がる海は広いのですが、釣り場自体は小場所なので、ここで少し私は場所移動することに。徒歩で1分少々の距離です。
道路脇の切れ目にある階段から岸辺に降りて釣りを開始。
第1投目―。
先ほど同様、底を取って6回ほどしゃくってから、そのまま底までフォール―
ドンッ!
竿先を引き込む、ジグをひったくる様な強いアタリ。考えるよりも早く、反射的に合わせます。途端に0.4号のPEラインとチューブラーティップを介して、それなりに長さのある魚が身をよじる感触が手に伝わってきます。
「あ~、エソかな」
そう思いながら、ロッドを立て気味にして、ゆっくりとリールを巻きます。結構重量感がある。
「でっかいエソかな。キジハタだったらいいんだけどなぁ」
魚がバタつく感覚と結構な魚の重みを感じながら、リールを巻いていると、
ジイイイィィィィィッ!
強めにしていたドラグが鳴り始め、魚が走り始めました。咄嗟に立てていたロッドを寝かせ気味にしていなしつつ、魚の挙動に合わせてポンピング気味なリーリングに変更。
焦らずに慎重に時間をかけてやり取りしていると魚の姿が見えました。
アジ!大きい!見たことないサイズ!
「これって・・・、尺アジ・・・」そう気付いた途端、鼓動が激しくなり体が震えるのがわかりました。
そして―
タモを持たずに移動してきたことを思い出しました。
幸い海面に手が届く場所だったので、慎重にアジを寄せてジグをつかんでアジをキャッチすることができました。
ちなみにジグのフロントフックが口に横掛かりしていて、リアフックが鰓に掛かっていました。
震える手でアジを持ちながら、元の釣り場に戻ると、まず途中から来たエギングのお兄さんが声を掛けてくれました。
お兄さん:「お、何釣れたんですか?」
すけ:「ええと~、アジです」
お兄さん:「え!?でっか!!太っ!」
すけ:「このサイズ、初めて釣りました・・・」
お兄さん:「オレ、この釣り場良く来るし、それなりの良いサイズのアジ釣ってますが、このサイズ見たことないです」
そんな会話をしている最中も、少し離れた場所で自分の釣りに集中しているゴンさんに声を掛けます。
すけ:「ゴンさんゴンさん」
ゴンさん:「ん?」
すけ:「ほら!」
ゴンさん:「何それ?」
すけ:「アジ!」
ゴンさん:「え!!デカくない!?絶対尺あるやん!!」
すけ:「うん!確かめてみる!写真写真」
そうして撮ったのがこの写真。

30cmの竹の物差しよりも明らかに大きい姿が尺アジであることを証明しています。
「うわあ・・・この物差しよりも大きいアジが釣れた・・・」
と興奮しながらスマホで撮影していると―
ゴンさん:「そんなんじゃなくて、ちゃんとサイズ測んなさいよ(笑)初めての尺アジやぞ。俺のスケール貸すから、ちゃんと撮って」
ということで撮ったのがこの写真。

35.5cmでした。
これまでの自己記録を10cm近く更新することになりました。
この日の釣行で私が釣ったのはこの1匹のみ。
釣り場に戻って計測や撮影とかせずに、その場ですぐさまキャストしていればもう少し釣れたのかもしれませんが、そんな考えは全く思い浮かばず、その場にいた皆で喜びと興奮を共有することを優先していました。ただの見せびらかしだったかもしれませんが(苦笑)。
何はともあれ、年甲斐もなく興奮しました。
釣りを始めて丸5年が経ち、もはや私の中では、YouTubeや釣りビジョンの中だけの存在、半ば都市伝説になりつつあった尺アジ。
なので正直狙っていたわけではないですが、ようやく釣ることができました。
やはり釣りは楽しい。
Posted by すけろく at
16:21
│Comments(2)
2021年09月04日
私信みたいなもの
お久しぶりです。
ここのところ、(個人的に)夏場のシーズンオフ、そしてコロナ禍による自粛ということで釣りを控えておりました。
そんな中、過去の記事に質問メッセージを頂きまして、それに答えるべく久しぶりに釣りに行ってきました。
ということで、今回の記事は私信の様なものですのでご了承ください。
質問の内容というのが、過去記事及びメッセージのやり取りがきっかけでブリーデンのTK506 CT-tipを購入された方から頂いた「TK606 CT-tipでも1g以下のジグヘッドで操作感が得られるのか?」というものでした。
結論から申し上げますと操作感は得られます。
と、言えるのですが如何せん随分と前の記憶に基づいた回答になります。断言はできるのですが、せっかくなのでもう少し詳しい回答にするべく、この超豆アジングの時期にTK506 CT-tipとTK606 CT-tipの二本差しで最寄りの漁港に行ってきました。
ちなみにリール、ライン、リーダー、ジグヘッド、ワームは全く同じものを使用しました。
リール:シマノ 1000pg
ライン:よつあみ アンバーコード D-PET 0.25号
リーダー:よつあみ フロロカーボン 0.4号
ジグヘッド:スナイプヘッド 0.3g 0.5g
ワーム:ティクト ブリリアント 1.2インチ
ナノラメグローオキアミ
このタックルで実釣。
まずはジグヘッド0.5gから開始。
まずはキャストから。
このクラスの重さのジグヘッドだと1フィートの長さの違いによるアドバンテージはあんまり無いかなという印象。フルキャストで1m延びるかどうかという程度。勿論、使い手の腕前次第ではもっとアドバンテージが得られる可能性は十分にあると思いますが。
そして肝心の操作感ですが、私は普段ラインのテンションや大まかなジグヘッドの位置を確認するために竿先をチョンチョンと“巻かないトゥイッチ”みたいなアクションをする癖があるのですが、TK606 CT-tipは問題なくこの操作でTK506 CT-tip同様にジグヘッドの存在を確認することができました。
次にロッドワークによるリフト&フォールをしてみました。
リフトの際はジグヘッドが受ける水の抵抗による重みはしっかりと感じることができました。
テンションフォールの際のジグヘッドの重みの移動は分かりませんでした。が、これについては私自身、普段カウントで把握してるつもりなので、あんまり難しく考えずに検証してました。
そして、肝心の魚のアタリの感知ですが、これは全く問題なかったです。
ちなみに―

このサイズ(100円ライターサイズ)のアジも問題なく釣れました。
次に0.3gのジグヘッドで釣りをしてみました。
キャストですが、0.5gの時以上にアドバンテージが得られませんでした。
個人的な所感ですが、これはTK506 CT-tipのキャスト性能の高さの裏付けだと思っています。
次に操作感ですが、竿先チョンチョンによるジグヘッドの位置確認ですが、問題なく可能です。TK506 CT-tipと比べても遜色ありません。
ただ、リフト&フォールの操作ですが、リフトの操作の際の重みの感じ方はTK506 CT-tipとの差を感じました。勿論感じることはできるのですが、少しぼやけていると感じました。
あと、釣りを続けている内にこのサイズのアジだと少しだけアタリの輪郭がTK506 CT-tipに比べてぼやける感じがしました。ぼやけるというか、TK506 CT-tipのアタリの方が生々しく感じました。
実を言うと今回TK506 CT-tipとTK606 CT-tipをそれぞれ久しぶりに使ったのですが、やはりこれはこれで良い竿ですね。楽しかったです。
ちなみにチューブラーとしてはしなやかな印象のあるTK506 CT-tipに比べてTK606 CT-tipはよりチューブラーらしい竿だと改めて実感しました。
ここのところオリムピックがお気に入りで使い続けていましたが、同じ釣り場でもたまに違う竿を使う事によって、また新鮮な釣りを楽しめるものだと再認識できました。
やはり釣りは楽しい。
ここのところ、(個人的に)夏場のシーズンオフ、そしてコロナ禍による自粛ということで釣りを控えておりました。
そんな中、過去の記事に質問メッセージを頂きまして、それに答えるべく久しぶりに釣りに行ってきました。
ということで、今回の記事は私信の様なものですのでご了承ください。
質問の内容というのが、過去記事及びメッセージのやり取りがきっかけでブリーデンのTK506 CT-tipを購入された方から頂いた「TK606 CT-tipでも1g以下のジグヘッドで操作感が得られるのか?」というものでした。
結論から申し上げますと操作感は得られます。
と、言えるのですが如何せん随分と前の記憶に基づいた回答になります。断言はできるのですが、せっかくなのでもう少し詳しい回答にするべく、この超豆アジングの時期にTK506 CT-tipとTK606 CT-tipの二本差しで最寄りの漁港に行ってきました。
ちなみにリール、ライン、リーダー、ジグヘッド、ワームは全く同じものを使用しました。
リール:シマノ 1000pg
ライン:よつあみ アンバーコード D-PET 0.25号
リーダー:よつあみ フロロカーボン 0.4号
ジグヘッド:スナイプヘッド 0.3g 0.5g
ワーム:ティクト ブリリアント 1.2インチ
ナノラメグローオキアミ
このタックルで実釣。
まずはジグヘッド0.5gから開始。
まずはキャストから。
このクラスの重さのジグヘッドだと1フィートの長さの違いによるアドバンテージはあんまり無いかなという印象。フルキャストで1m延びるかどうかという程度。勿論、使い手の腕前次第ではもっとアドバンテージが得られる可能性は十分にあると思いますが。
そして肝心の操作感ですが、私は普段ラインのテンションや大まかなジグヘッドの位置を確認するために竿先をチョンチョンと“巻かないトゥイッチ”みたいなアクションをする癖があるのですが、TK606 CT-tipは問題なくこの操作でTK506 CT-tip同様にジグヘッドの存在を確認することができました。
次にロッドワークによるリフト&フォールをしてみました。
リフトの際はジグヘッドが受ける水の抵抗による重みはしっかりと感じることができました。
テンションフォールの際のジグヘッドの重みの移動は分かりませんでした。が、これについては私自身、普段カウントで把握してるつもりなので、あんまり難しく考えずに検証してました。
そして、肝心の魚のアタリの感知ですが、これは全く問題なかったです。
ちなみに―

このサイズ(100円ライターサイズ)のアジも問題なく釣れました。
次に0.3gのジグヘッドで釣りをしてみました。
キャストですが、0.5gの時以上にアドバンテージが得られませんでした。
個人的な所感ですが、これはTK506 CT-tipのキャスト性能の高さの裏付けだと思っています。
次に操作感ですが、竿先チョンチョンによるジグヘッドの位置確認ですが、問題なく可能です。TK506 CT-tipと比べても遜色ありません。
ただ、リフト&フォールの操作ですが、リフトの操作の際の重みの感じ方はTK506 CT-tipとの差を感じました。勿論感じることはできるのですが、少しぼやけていると感じました。
あと、釣りを続けている内にこのサイズのアジだと少しだけアタリの輪郭がTK506 CT-tipに比べてぼやける感じがしました。ぼやけるというか、TK506 CT-tipのアタリの方が生々しく感じました。
実を言うと今回TK506 CT-tipとTK606 CT-tipをそれぞれ久しぶりに使ったのですが、やはりこれはこれで良い竿ですね。楽しかったです。
ちなみにチューブラーとしてはしなやかな印象のあるTK506 CT-tipに比べてTK606 CT-tipはよりチューブラーらしい竿だと改めて実感しました。
ここのところオリムピックがお気に入りで使い続けていましたが、同じ釣り場でもたまに違う竿を使う事によって、また新鮮な釣りを楽しめるものだと再認識できました。
やはり釣りは楽しい。
Posted by すけろく at
23:44
│Comments(0)
2021年06月14日
サドンデス
前回の記事の翌日、今度はゴンさんと釣りに行ってきました。
前日のウェッジさんとの釣行ではいつもの最寄りの漁港が渋かったと伝えたところ、違う場所で釣りをしてみようということになり、いつもの最寄りの漁港から少し西側にある漁港に行くことになりました。
お互いにとって初めての場所になります。
・・・結果から申し上げますと非常に渋かったです。渋かったと言うかウグイしか釣れませんでした。
ウグイのWヒットを皮切りに、ウグイウグイ。ランガンしても行く先々でウグイウグイ。
乾いた笑いが出てくるのを辛抱しないまま、スタート地点に帰ってきたところでー
ゴンさん:「さあ、これより試合はサドンデスに突入します」
すけ:「?」
ゴンさん:「これから先にウグイを掛けた方が勝者となります」
すけ:「!?」
そう言われると外道扱いしていたウグイに対しても前向きになる不思議。
ゴンさんに上手く乗せられた気がします。
ゴンさん:「なお、勝者には大会組織委員会より栄誉あるウグイキングの称号が与えられます」
すけ:「えぇー・・・」
ゴンさん:「注目のすけろく選手、果たしてエソキングに続く第二の称号ウグイキングを手にすることができるのか!?」
すけ:「モチベーション、だだ下がりだわ(笑)」
そんなやり取りをしながらウグイ釣りを楽しみました。ゴンさんの機転に感謝です。
ちなみにサドンデスは制限時間を過ぎてから私が1匹キャッチして、暫定ウグイキングになりました。
やはり釣りは楽しい。
前日のウェッジさんとの釣行ではいつもの最寄りの漁港が渋かったと伝えたところ、違う場所で釣りをしてみようということになり、いつもの最寄りの漁港から少し西側にある漁港に行くことになりました。
お互いにとって初めての場所になります。
・・・結果から申し上げますと非常に渋かったです。渋かったと言うかウグイしか釣れませんでした。
ウグイのWヒットを皮切りに、ウグイウグイ。ランガンしても行く先々でウグイウグイ。
乾いた笑いが出てくるのを辛抱しないまま、スタート地点に帰ってきたところでー
ゴンさん:「さあ、これより試合はサドンデスに突入します」
すけ:「?」
ゴンさん:「これから先にウグイを掛けた方が勝者となります」
すけ:「!?」
そう言われると外道扱いしていたウグイに対しても前向きになる不思議。
ゴンさんに上手く乗せられた気がします。
ゴンさん:「なお、勝者には大会組織委員会より栄誉あるウグイキングの称号が与えられます」
すけ:「えぇー・・・」
ゴンさん:「注目のすけろく選手、果たしてエソキングに続く第二の称号ウグイキングを手にすることができるのか!?」
すけ:「モチベーション、だだ下がりだわ(笑)」
そんなやり取りをしながらウグイ釣りを楽しみました。ゴンさんの機転に感謝です。
ちなみにサドンデスは制限時間を過ぎてから私が1匹キャッチして、暫定ウグイキングになりました。
やはり釣りは楽しい。
Posted by すけろく at
16:40
│Comments(0)
2021年06月14日
午前様
先日、最近の記事で紹介したパパ友さん(以下、ウェッジさん)と再び最寄りの漁港で釣りをしてきました。
嬉しいことに、今回の釣行は私からではなくウェッジさんからの御誘いで実現しました。
ウェッジさん:「すけさんとの釣りの後、1人で2回ほど釣りに行ったんですけど、釣れなくて。やっぱり本当に慣れるまでは経験者の人に付いていくべきだと思いまして。ということで、師匠よろしくお願いします」
すけ:「師匠はやめて。お願い」
そんなやり取りをしながら準備・実釣をしていたのですが、ウェッジさんの中で私は「釣果請負人」みたいな位置付けになりつつあるなと思い、何となくじわりと重圧を感じる反面、ウェッジさんがすっかり釣りにハマってることを確信できて嬉しかったです。
ちなみに今回は前回と同じ漁港での釣りでしたが、前回の釣行では入らなかった港内で一番の人気ポイントが空いていたので、そこで釣りをすることにしました。私自身、そのポイントで釣りをするのは久しぶりです。
常夜灯が効き始めるぐらいのタイミングで入ったところ、辺り一面ベイトだらけ。ベイトとはいってもほぼほぼプランクトンサイズの小さなベイトの群れが濁りの塊みたいにワサワサモワモワしています。
見たことの無い状況に「これは、お祭り騒ぎになるのではないか!?」と期待したのですが、1時間ほどでその期待は粉砕されることに。
釣りを開始して間もなく、足元の壁際でメバルを1匹キャッチ。その後、ポツポツとアジを3匹ほどキャッチしたのですが、どれもベイトの群れとは無関係な感じ。
その後アジの反応は途絶え、アジとは別の魚と思われる大きめのライズが発生。これは明らかに細かいベイトを捕食している感じです。
が、ベイトが細かすぎてワームのサイズが合わないのか、ライズが連発しているポイントにリグを入れても全くの無反応。あれこれワームやジグヘッドをローテーションしても反応無し。
ここで決断。
すけ:「ウェッジさん。せっかく良い場所に入れたんだけど、移動しない?いつもの港の奥の方が安定感がある気がします」
ウェッジさん:「そうしましょう」
ということで、港奥をランガンすることにしました。
―が、こちらも反応が薄い。
それでも何とか足で稼ぐ釣りを展開。ポツ、ポツ、と数を積み重ねます。
気付けば23時過ぎ。
クーラーボックスの中を確認すると、アジが9匹。
すけ:「よし!何とかあと1匹釣って2桁に乗せる!」
前回の釣行とは逆に私の方が「あともう1匹!」スイッチが入ったのか、そう宣言。その後まもなくして、ウェッジさんがライントラブル。
復旧に取り掛かるウェッジさんに、「ちょっと一人で奥の方に行ってきます」と告げて、様子見に行きました。
が、全く反応無し。
20分ほど掛けて辺りを一回りして、何の反応も得られないままウェッジさんの元に戻ってみると、クーラーボックスにアジを入れているウェッジさんの姿が。
すけ:「お!ウェッジさん釣れたの?」
ウェッジさん:「すけさんが向う行った後、そこでバシャバシャ始まったんで、キャストしたら釣れました。何かいっぱいいるみたいです」
すけ:「おお!マジで!」
ウェッジさんが示す場所を見てみると、係留されている漁船の舳先で頻繁にライズが発生。たたみ一畳にも満たないほどの狭い範囲です。
試しに私もキャストしてその範囲の表層付近を通してみたら、すぐさまアジがヒット。しかも1匹釣ってもライズが収まらない。もはやアジのナブラ状態。
係留ロープに注意しながらキャストするウェッジさん。他にもポイントが無いか周囲を探りつつ、ウェッジさんのキャストの合間にそのポイントに交差する方向でキャストする私。何とか数を積み重ねようと頑張ります。
そうこうしてるうちに、魚からの反応が薄れてきて、ふと時計を見やると―
深夜1時前。
すけ:「ウェッジさん、ウェッジさん。日付変わってるわ」
ウェッジさん:「え?あ、ほんとだ」
すけ:「この辺にしときますか」
ウェッジさん:「そうですねぇ。あー、ここにいるやつ全部釣りたかった」
すけ:「あはは」
ということで、この日はこれで納竿としました。
釣果の方は2人あわせて―

持ち帰りのアジ13匹。
リリースのウグイ3匹とメバル2匹。
ちなみにウェッジさんの釣果はアジ3匹とウグイ1匹。
前回釣行の記録更新です。
個人的には前回釣行に比べて遙かに難しい海の状況の中の記録更新という事で、数字以上に大幅な記録更新だと考えています。
それにしても、久しぶりに時間を忘れてガッツリ釣りをしました。時間を忘れてというか、時間を無視して釣りをしました。
私1人だと恐らく22時の干潮潮止まりのタイミングで納竿してたと思います。
ウェッジさんには会話の中で冗談で「師匠」なんて呼ばれたりしますが、私の方こそウェッジさんとの釣りを通して、初心というか初志というか自分が釣りを始めたばかりの頃のがむしゃらに釣りと向き合う姿勢を思い出させてもらった気がします。
この場を借りて御礼申し上げます。
ありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。
やはり釣りは楽しい。
嬉しいことに、今回の釣行は私からではなくウェッジさんからの御誘いで実現しました。
ウェッジさん:「すけさんとの釣りの後、1人で2回ほど釣りに行ったんですけど、釣れなくて。やっぱり本当に慣れるまでは経験者の人に付いていくべきだと思いまして。ということで、師匠よろしくお願いします」
すけ:「師匠はやめて。お願い」
そんなやり取りをしながら準備・実釣をしていたのですが、ウェッジさんの中で私は「釣果請負人」みたいな位置付けになりつつあるなと思い、何となくじわりと重圧を感じる反面、ウェッジさんがすっかり釣りにハマってることを確信できて嬉しかったです。
ちなみに今回は前回と同じ漁港での釣りでしたが、前回の釣行では入らなかった港内で一番の人気ポイントが空いていたので、そこで釣りをすることにしました。私自身、そのポイントで釣りをするのは久しぶりです。
常夜灯が効き始めるぐらいのタイミングで入ったところ、辺り一面ベイトだらけ。ベイトとはいってもほぼほぼプランクトンサイズの小さなベイトの群れが濁りの塊みたいにワサワサモワモワしています。
見たことの無い状況に「これは、お祭り騒ぎになるのではないか!?」と期待したのですが、1時間ほどでその期待は粉砕されることに。
釣りを開始して間もなく、足元の壁際でメバルを1匹キャッチ。その後、ポツポツとアジを3匹ほどキャッチしたのですが、どれもベイトの群れとは無関係な感じ。
その後アジの反応は途絶え、アジとは別の魚と思われる大きめのライズが発生。これは明らかに細かいベイトを捕食している感じです。
が、ベイトが細かすぎてワームのサイズが合わないのか、ライズが連発しているポイントにリグを入れても全くの無反応。あれこれワームやジグヘッドをローテーションしても反応無し。
ここで決断。
すけ:「ウェッジさん。せっかく良い場所に入れたんだけど、移動しない?いつもの港の奥の方が安定感がある気がします」
ウェッジさん:「そうしましょう」
ということで、港奥をランガンすることにしました。
―が、こちらも反応が薄い。
それでも何とか足で稼ぐ釣りを展開。ポツ、ポツ、と数を積み重ねます。
気付けば23時過ぎ。
クーラーボックスの中を確認すると、アジが9匹。
すけ:「よし!何とかあと1匹釣って2桁に乗せる!」
前回の釣行とは逆に私の方が「あともう1匹!」スイッチが入ったのか、そう宣言。その後まもなくして、ウェッジさんがライントラブル。
復旧に取り掛かるウェッジさんに、「ちょっと一人で奥の方に行ってきます」と告げて、様子見に行きました。
が、全く反応無し。
20分ほど掛けて辺りを一回りして、何の反応も得られないままウェッジさんの元に戻ってみると、クーラーボックスにアジを入れているウェッジさんの姿が。
すけ:「お!ウェッジさん釣れたの?」
ウェッジさん:「すけさんが向う行った後、そこでバシャバシャ始まったんで、キャストしたら釣れました。何かいっぱいいるみたいです」
すけ:「おお!マジで!」
ウェッジさんが示す場所を見てみると、係留されている漁船の舳先で頻繁にライズが発生。たたみ一畳にも満たないほどの狭い範囲です。
試しに私もキャストしてその範囲の表層付近を通してみたら、すぐさまアジがヒット。しかも1匹釣ってもライズが収まらない。もはやアジのナブラ状態。
係留ロープに注意しながらキャストするウェッジさん。他にもポイントが無いか周囲を探りつつ、ウェッジさんのキャストの合間にそのポイントに交差する方向でキャストする私。何とか数を積み重ねようと頑張ります。
そうこうしてるうちに、魚からの反応が薄れてきて、ふと時計を見やると―
深夜1時前。
すけ:「ウェッジさん、ウェッジさん。日付変わってるわ」
ウェッジさん:「え?あ、ほんとだ」
すけ:「この辺にしときますか」
ウェッジさん:「そうですねぇ。あー、ここにいるやつ全部釣りたかった」
すけ:「あはは」
ということで、この日はこれで納竿としました。
釣果の方は2人あわせて―

持ち帰りのアジ13匹。
リリースのウグイ3匹とメバル2匹。
ちなみにウェッジさんの釣果はアジ3匹とウグイ1匹。
前回釣行の記録更新です。
個人的には前回釣行に比べて遙かに難しい海の状況の中の記録更新という事で、数字以上に大幅な記録更新だと考えています。
それにしても、久しぶりに時間を忘れてガッツリ釣りをしました。時間を忘れてというか、時間を無視して釣りをしました。
私1人だと恐らく22時の干潮潮止まりのタイミングで納竿してたと思います。
ウェッジさんには会話の中で冗談で「師匠」なんて呼ばれたりしますが、私の方こそウェッジさんとの釣りを通して、初心というか初志というか自分が釣りを始めたばかりの頃のがむしゃらに釣りと向き合う姿勢を思い出させてもらった気がします。
この場を借りて御礼申し上げます。
ありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。
やはり釣りは楽しい。
Posted by すけろく at
12:04
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2021年06月07日
縦の釣り
私はアジングに於いて縦の釣りというものに苦手意識を持っています。
技術的に難しいとかではなく、横の釣りに対して縦の釣りをしているときは、水の中をイメージしにくいというか、思った通りのレンジを探れてるのかどうか自分の中で確信が持てずにいたからです。
“自分の中で確信が持てない”
↓
“自分の思い通りにできてないと感じる”
↓
“自分が今何をしているのかよくわからない”
何となく、こんな流れで苦手意識が形成されてきた様な気がします。
先日、ゴンさんと最寄りの漁港で釣りをしてきました。
この日は海が渋い状況でした。
いつも通り巻きの釣り、横の釣りでスタート。何とかポツ、ポツ、とアジをキャッチしていましたが、そのうちにぱったりと反応が途絶えました。
色んな速度で色んなレンジを探ったのですが、アタリがありません。
「これは…苦手な縦の釣りかなぁ」
と、リグを沈めて巻きあげて止めて沈める、という縦の釣りを開始。
途端に出始めるアタリ。その時、自分の中である事が閃きました。閃いたというか、開き直ることができました。
「実際に海の中で正確にレンジキープできてるかどうかじゃなくて、自分の中で自分なりにレンジキープできていればいいのではないか」
何故か突然、自分自身で難しく考えすぎてたと気付き、そんな風に考えることができました。
ということで、「リールのハンドル1回転分巻き上げたら、1秒掛けて元のレンジに沈む」と い う 事 に し て 釣りを開始。
その結果―








合計8匹でした。ちなみに縦の釣りで釣ったのは、半分の4匹。
納竿する頃には、苦手意識はかなり薄れて、むしろしっかりと合わせなければならないのが楽しくて、縦の釣りが好きになっていました。
やはり釣りは楽しい。
技術的に難しいとかではなく、横の釣りに対して縦の釣りをしているときは、水の中をイメージしにくいというか、思った通りのレンジを探れてるのかどうか自分の中で確信が持てずにいたからです。
“自分の中で確信が持てない”
↓
“自分の思い通りにできてないと感じる”
↓
“自分が今何をしているのかよくわからない”
何となく、こんな流れで苦手意識が形成されてきた様な気がします。
先日、ゴンさんと最寄りの漁港で釣りをしてきました。
この日は海が渋い状況でした。
いつも通り巻きの釣り、横の釣りでスタート。何とかポツ、ポツ、とアジをキャッチしていましたが、そのうちにぱったりと反応が途絶えました。
色んな速度で色んなレンジを探ったのですが、アタリがありません。
「これは…苦手な縦の釣りかなぁ」
と、リグを沈めて巻きあげて止めて沈める、という縦の釣りを開始。
途端に出始めるアタリ。その時、自分の中である事が閃きました。閃いたというか、開き直ることができました。
「実際に海の中で正確にレンジキープできてるかどうかじゃなくて、自分の中で自分なりにレンジキープできていればいいのではないか」
何故か突然、自分自身で難しく考えすぎてたと気付き、そんな風に考えることができました。
ということで、「リールのハンドル1回転分巻き上げたら、1秒掛けて元のレンジに沈む」と い う 事 に し て 釣りを開始。
その結果―








合計8匹でした。ちなみに縦の釣りで釣ったのは、半分の4匹。
納竿する頃には、苦手意識はかなり薄れて、むしろしっかりと合わせなければならないのが楽しくて、縦の釣りが好きになっていました。
やはり釣りは楽しい。
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14:35
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2021年06月04日
パパ友さんとアジング・後日談
先日のパパ友さんとの釣行(以下、パパ友釣行)の二日後―
「今日学校で〇〇ちゃんと話したんだけど、こないだお父さんたちが釣ってきたアジ、唐揚げにして食べたんだって。すっごい美味しかったって言ってたよ」
と、長女が話してくれました。
うんうん、それは良かった。頑張った甲斐があるというものです。まぁ、私は頑張ったというよりもただ楽しんだだけという話もありますが。
長女の話を聞いてる内に、何だかパパ友釣行時の楽しさを思い出してきて、また釣りに行きたくなってしまい、その日の夜一人でパパ友釣行時と同じ最寄りの漁港に釣りに行くことにしました。
ちなみにその日の天候(風)、潮汐のタイミング共にパパ友釣行の時よりも好条件な感じ。
思い立ってから程無く、漁港に到着。見た感じ良い雰囲気です。
いそいそと準備を済ませ、早速釣り開始。パパ友釣行の時と同じルートでランガンを開始します。
が、反応無し。
パパ友釣行の際は、少なくとも2~3キャストに1回は魚のアタリがあったのですが、この日は5~6キャストに1回アタリがあるかないかといった感じ。
「こないだとはレンジが違うのかな?」と上から下まで細かく刻む様に探ってみますが、反応無し。
「ひょっとして巻きの釣りじゃなくなってる?」と苦手な縦の釣りにシフト。
すると―

ようやく1匹キャッチ。
パパ友釣行の時とはパターン、レンジ、そもそもの魚の数が全然違っており、終わってみれば2時間でアジ3匹という貧果でした。
パパ友釣行の時にこんな感じの海でなくて本当に良かったと改めてホッとしました。
やはり釣りは楽しい。
「今日学校で〇〇ちゃんと話したんだけど、こないだお父さんたちが釣ってきたアジ、唐揚げにして食べたんだって。すっごい美味しかったって言ってたよ」
と、長女が話してくれました。
うんうん、それは良かった。頑張った甲斐があるというものです。まぁ、私は頑張ったというよりもただ楽しんだだけという話もありますが。
長女の話を聞いてる内に、何だかパパ友釣行時の楽しさを思い出してきて、また釣りに行きたくなってしまい、その日の夜一人でパパ友釣行時と同じ最寄りの漁港に釣りに行くことにしました。
ちなみにその日の天候(風)、潮汐のタイミング共にパパ友釣行の時よりも好条件な感じ。
思い立ってから程無く、漁港に到着。見た感じ良い雰囲気です。
いそいそと準備を済ませ、早速釣り開始。パパ友釣行の時と同じルートでランガンを開始します。
が、反応無し。
パパ友釣行の際は、少なくとも2~3キャストに1回は魚のアタリがあったのですが、この日は5~6キャストに1回アタリがあるかないかといった感じ。
「こないだとはレンジが違うのかな?」と上から下まで細かく刻む様に探ってみますが、反応無し。
「ひょっとして巻きの釣りじゃなくなってる?」と苦手な縦の釣りにシフト。
すると―

ようやく1匹キャッチ。
パパ友釣行の時とはパターン、レンジ、そもそもの魚の数が全然違っており、終わってみれば2時間でアジ3匹という貧果でした。
パパ友釣行の時にこんな感じの海でなくて本当に良かったと改めてホッとしました。
やはり釣りは楽しい。
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12:21
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2021年06月03日
パパ友さんとアジング・続き2
今回の釣行はランガンするスタイルで行われていて、港内最奥部の東西方向のほぼ端から端までを移動しながら釣り歩いていました。
ちなみに本命ポイントは両端側。
延長戦は折り返し地点からスタート地点に戻る形で開始されました。
この日は開始時点でまだ結構な風(3m/s少々)が吹いていたのですが、この頃にはかなり収まってきました。
「釣りはしやすくなっているけど、如何せん時間が…。そろそろ魚の反応も無くなってくるだろうし…」
事前調査である前2日間の釣行で得た情報からすると、正直厳しさは増すだろうなと思いつつ、俄然やる気になっているパパ友さんの心情を優先して延長戦を開始したのですが―
思いの外、魚の反応がある。
これは行けるかもしれないと思いつつも、魚の食いが浅くなっている風にも感じられたので、試しに私の方のジグヘッドを0.8gから0.5gに変更。
程無く、1匹キャッチ。
再現性を求めてしばらくそのまま釣っていると、さらにキャッチすることに成功。
風が収まってきたこともあり、パパ友さんにジグヘッドの交換を提案し、ジグヘッドを交換してもらうと同時に、試しに私自身のジグヘッドも0.5gから0.3gへ交換。
これが功を奏したのか、0.5gの時よりも少しだけ魚が掛かりやすくなった、魚の口によりスムーズに針が入っているような気がしました。そんな気がしただけかもしれませんが。
パパ友さんのジグヘッドも0.3gに交換した方が良いのか迷いましたが、そのまま0.5gで釣りをしてもらうことにしました。
キャストのしやすさ、飛距離の面で余計なストレスになりかねないと判断したためです。0.5gでも行けるとも思いましたし。
何とかもう1匹釣りたいパパ友さん。
そんなパパ友さんに何とかもう1匹釣ってほしく、少しずつ数を積み重ねながら情報収集&情報提供する私。
お互いにムキになりながらの釣行が続きます。
…が、魚の反応がぱったりと止みました。
時計を見ると23時過ぎ。スマホでタイドグラフを確認すると、干潮潮止まり。
私:「今、干潮潮止まりです。もう30分か小1時間もすればまた反応が出始めるかもしれませんが、どうします?」
パパ友さん:「う~ん…。悔しいけど、今日はここまでにします」
私:「わかりました。じゃあ片付けましょう」
パパ友さん:「あー後もう一匹釣りたかったー」
車に戻って片付け開始。その間も悔しさを滲ませるパパ友さん。その姿をのめり込んでた証と解釈し、正直ホッとしました。
個人的な目標その1「釣果の如何を問わず、パパ友さんに楽しんでもらうこと」が達成でしょうか。
私:「面と向かって訊かれたら、正直に答えにくいでしょうけど、楽しかったですか?」
パパ友さん:「めちゃくちゃ楽しかったです!ただ、それ以上にもう1匹が釣れなかったのが悔しくてモヤモヤしてます」
私:「あはは。それは良かったです。今日使ったタックル・道具・装備品一式は(タックルバッカンごと)そのまま丸々お貸しするので、好きに使ってください」
パパ友さん:「いいんですか?」
私:「元々そのつもりで用意しましたから。この一揃えがあれば問題なくできます。仕事帰りの短時間でも。ただ、取り込み用の玉網は無いので、大物が釣れたら困るかも」
パパ友さん:「ありがとうございます」
私:「あと、約束してほしいんですが、今回着けてもらったライフジャケット(腰巻型自動膨張式で浮き輪が出るタイプのやつ)もお貸ししますので、これは必ず着用してください」
パパ友さん:「わかりました」
そんな会話もしつつ、片付け完了。
最終的な釣果は、小鯵21匹。私19匹。パパ友さん2匹。
私:「嘘も方便と言いますし、ご家族には『半分はお父さん釣ってきたぞ』とか。ちゃんと口裏合わせますし(ニヤ)」
パパ友さん:「いやいや、そこはちゃんと正直に言いますよ(笑)」
…釣果では勝りましたが、人として惨敗した気がします。
やはり釣りは楽しい。
ちなみに本命ポイントは両端側。
延長戦は折り返し地点からスタート地点に戻る形で開始されました。
この日は開始時点でまだ結構な風(3m/s少々)が吹いていたのですが、この頃にはかなり収まってきました。
「釣りはしやすくなっているけど、如何せん時間が…。そろそろ魚の反応も無くなってくるだろうし…」
事前調査である前2日間の釣行で得た情報からすると、正直厳しさは増すだろうなと思いつつ、俄然やる気になっているパパ友さんの心情を優先して延長戦を開始したのですが―
思いの外、魚の反応がある。
これは行けるかもしれないと思いつつも、魚の食いが浅くなっている風にも感じられたので、試しに私の方のジグヘッドを0.8gから0.5gに変更。
程無く、1匹キャッチ。
再現性を求めてしばらくそのまま釣っていると、さらにキャッチすることに成功。
風が収まってきたこともあり、パパ友さんにジグヘッドの交換を提案し、ジグヘッドを交換してもらうと同時に、試しに私自身のジグヘッドも0.5gから0.3gへ交換。
これが功を奏したのか、0.5gの時よりも少しだけ魚が掛かりやすくなった、魚の口によりスムーズに針が入っているような気がしました。そんな気がしただけかもしれませんが。
パパ友さんのジグヘッドも0.3gに交換した方が良いのか迷いましたが、そのまま0.5gで釣りをしてもらうことにしました。
キャストのしやすさ、飛距離の面で余計なストレスになりかねないと判断したためです。0.5gでも行けるとも思いましたし。
何とかもう1匹釣りたいパパ友さん。
そんなパパ友さんに何とかもう1匹釣ってほしく、少しずつ数を積み重ねながら情報収集&情報提供する私。
お互いにムキになりながらの釣行が続きます。
…が、魚の反応がぱったりと止みました。
時計を見ると23時過ぎ。スマホでタイドグラフを確認すると、干潮潮止まり。
私:「今、干潮潮止まりです。もう30分か小1時間もすればまた反応が出始めるかもしれませんが、どうします?」
パパ友さん:「う~ん…。悔しいけど、今日はここまでにします」
私:「わかりました。じゃあ片付けましょう」
パパ友さん:「あー後もう一匹釣りたかったー」
車に戻って片付け開始。その間も悔しさを滲ませるパパ友さん。その姿をのめり込んでた証と解釈し、正直ホッとしました。
個人的な目標その1「釣果の如何を問わず、パパ友さんに楽しんでもらうこと」が達成でしょうか。
私:「面と向かって訊かれたら、正直に答えにくいでしょうけど、楽しかったですか?」
パパ友さん:「めちゃくちゃ楽しかったです!ただ、それ以上にもう1匹が釣れなかったのが悔しくてモヤモヤしてます」
私:「あはは。それは良かったです。今日使ったタックル・道具・装備品一式は(タックルバッカンごと)そのまま丸々お貸しするので、好きに使ってください」
パパ友さん:「いいんですか?」
私:「元々そのつもりで用意しましたから。この一揃えがあれば問題なくできます。仕事帰りの短時間でも。ただ、取り込み用の玉網は無いので、大物が釣れたら困るかも」
パパ友さん:「ありがとうございます」
私:「あと、約束してほしいんですが、今回着けてもらったライフジャケット(腰巻型自動膨張式で浮き輪が出るタイプのやつ)もお貸ししますので、これは必ず着用してください」
パパ友さん:「わかりました」
そんな会話もしつつ、片付け完了。
最終的な釣果は、小鯵21匹。私19匹。パパ友さん2匹。
私:「嘘も方便と言いますし、ご家族には『半分はお父さん釣ってきたぞ』とか。ちゃんと口裏合わせますし(ニヤ)」
パパ友さん:「いやいや、そこはちゃんと正直に言いますよ(笑)」
…釣果では勝りましたが、人として惨敗した気がします。
やはり釣りは楽しい。
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12:00
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2021年06月02日
パパ友さんとアジング・続き
ポイントであるいつもの最寄りの漁港に到着。
早速、組んであったタックルとライフジャケットを手渡し、準備にかかります。
ちなみにパパ友さんに渡したロッドは月下美人MX AJING 511UL-S。リールは13ソアレCI4+ C2000PGSS(夢屋のセンシティブショートハンドル装着)。ラインはエステルの0.3号。ジグヘッドは0.8g。
個人的には感度と軽量リグの扱いやすさと乗せ性能の三点を重視した結果のチョイスです。
程無く準備完了。
パパ友さんは釣りは全くの初めてと言うわけではなく、キャストは普通にできる位には経験者でした。
ということで、「ひとまず、投げて巻くだけ。もしくは投げて数えてから巻くだけ」など、簡単なレクチャー終え、釣りを開始。
そして練習がてらの第一投後、
パパ友さん:「...これ、難しいですね。軽いし、糸も細くて何がなんだかよくわからないです」
私:「大丈夫です。すぐに慣れます。そんなに遠くに飛ばす必要はないですし、見てたら十分な距離は飛んでるので力まなくていいですよ。摘まんだ小石を投げる位のイメージでいいです」
そんな話をしながら、事前の2日間の釣りで把握していたポイントを立ち位置、キャスト方向を教えて釣りをしてもらう間、その様子を見つつ私は新たに反応のあるポイントを捜索することに。
私:「アタリとか、魚の反応あります?」
パパ友さん:「アタリは…、あります。すごいあるけど針に掛かんないな」
私:「アタリがあるうちはその場所で間違いないと思うので、そのままで巻きのスピードを変えてみてください。速くしてみるとか、ゆっくりじっくり巻いてみるとか」
たまにミスキャストがあるぐらいで、普通に釣りができてるパパ友さん。
手取り足取り、パパ友さんに掛かりっきり上等の気持ちで臨んだのですが、会話によるやり取りだけで大丈夫そうなので、私も本格的に釣りを開始。
程無くして、1匹キャッチ。15cmほどのアベレージサイズ。
私:「釣れました。やっぱり表層ただ巻きが良いみたいです。巻きスピードは気持ち速めぐらいが良いと思います」
パパ友さん:「気持ち速め…。こんな感じかな」
すると、「ん!?」とパパ友さんに変化が。
見事、1匹キャッチ!
私:「おお!おめでとうございます!」
…正直、ホッとしました。個人的な目標「その2」である『パパ友さんにまずは1匹釣ってもらうこと』達成です。
後は、個人的な目標「その3」・『パパ友さんのお土産として2人で10匹は釣ること』を目指すまで。
私:「この調子でガンガン釣って、見栄えのいいお土産にしましょう!」
釣りの話とか家族(子供)の話とかなんやかんや話しながら釣りを続行し、数を積み重ねていきます。
…が、パパ友さん2匹目が遠い。
パパ友さん:「う~ん。アワセってどうしてます?アタリは凄い出るんですが、上 手 く 掛 け ら れ な い ん で す よ」
私:「あー…それはねぇ」
『掛からない』ではなくて『掛けられない』。
ここに来て、パパ友さんが求める釣りのスタイルが『攻め』の姿勢であることが判明。
チューブラーロッドの方が性に合ってたかなと思いつつ、
私:「そのロッドは乗りやすいので、基本的には合わせなくても大丈夫ですけど、魚の重みを感じる様な強めのアタリの時は軽く合わせた方がいいです。ツン!っていう小さなアタリは合わせずに我慢してそのまま巻いてください。小さなアタリでもプルプルっ!っていう感じのアタリの時はアジの口の中に針を吸い込ませるイメージで巻くのを止めて糸を緩めると乗る時があります」
敬意を持って、今日初めてアジングをした人にする様なアドバイスではない、小難しいアドバイスをしてみました。
その後しばらくして―
パパ友さん:「やっと2匹目釣れたぁー。でも小さい…」
と言いつつアベレージより少し小さい12~3cmほどのアジを見せてくれました。
私:「ガッカリしなくていいですよ。アジングだと魚が小さいほど難しかったりするんです。釣ったアジの小ささを競う大会もあるらしいですよ。逆に自慢しても良いくらいです」
気付けばもうすぐ22時に。何となく魚の反応も少なくなってきました。
この時点で釣ったアジは13匹。個人的な目標達成です。
私:「もうすぐ10時で、魚の反応が無くなってきますし、アジも13匹釣れましたし、そろそろ帰ります?」
パパ友さん:「もう1匹釣りたいです!あと1匹!あともう1匹釣ったら帰りましょう」
私:「いいですねえ。じゃあここから引き返して釣りながら戻りましょう」
こうして延長戦のゴングが鳴らされました。
(続く)
早速、組んであったタックルとライフジャケットを手渡し、準備にかかります。
ちなみにパパ友さんに渡したロッドは月下美人MX AJING 511UL-S。リールは13ソアレCI4+ C2000PGSS(夢屋のセンシティブショートハンドル装着)。ラインはエステルの0.3号。ジグヘッドは0.8g。
個人的には感度と軽量リグの扱いやすさと乗せ性能の三点を重視した結果のチョイスです。
程無く準備完了。
パパ友さんは釣りは全くの初めてと言うわけではなく、キャストは普通にできる位には経験者でした。
ということで、「ひとまず、投げて巻くだけ。もしくは投げて数えてから巻くだけ」など、簡単なレクチャー終え、釣りを開始。
そして練習がてらの第一投後、
パパ友さん:「...これ、難しいですね。軽いし、糸も細くて何がなんだかよくわからないです」
私:「大丈夫です。すぐに慣れます。そんなに遠くに飛ばす必要はないですし、見てたら十分な距離は飛んでるので力まなくていいですよ。摘まんだ小石を投げる位のイメージでいいです」
そんな話をしながら、事前の2日間の釣りで把握していたポイントを立ち位置、キャスト方向を教えて釣りをしてもらう間、その様子を見つつ私は新たに反応のあるポイントを捜索することに。
私:「アタリとか、魚の反応あります?」
パパ友さん:「アタリは…、あります。すごいあるけど針に掛かんないな」
私:「アタリがあるうちはその場所で間違いないと思うので、そのままで巻きのスピードを変えてみてください。速くしてみるとか、ゆっくりじっくり巻いてみるとか」
たまにミスキャストがあるぐらいで、普通に釣りができてるパパ友さん。
手取り足取り、パパ友さんに掛かりっきり上等の気持ちで臨んだのですが、会話によるやり取りだけで大丈夫そうなので、私も本格的に釣りを開始。
程無くして、1匹キャッチ。15cmほどのアベレージサイズ。
私:「釣れました。やっぱり表層ただ巻きが良いみたいです。巻きスピードは気持ち速めぐらいが良いと思います」
パパ友さん:「気持ち速め…。こんな感じかな」
すると、「ん!?」とパパ友さんに変化が。
見事、1匹キャッチ!
私:「おお!おめでとうございます!」
…正直、ホッとしました。個人的な目標「その2」である『パパ友さんにまずは1匹釣ってもらうこと』達成です。
後は、個人的な目標「その3」・『パパ友さんのお土産として2人で10匹は釣ること』を目指すまで。
私:「この調子でガンガン釣って、見栄えのいいお土産にしましょう!」
釣りの話とか家族(子供)の話とかなんやかんや話しながら釣りを続行し、数を積み重ねていきます。
…が、パパ友さん2匹目が遠い。
パパ友さん:「う~ん。アワセってどうしてます?アタリは凄い出るんですが、上 手 く 掛 け ら れ な い ん で す よ」
私:「あー…それはねぇ」
『掛からない』ではなくて『掛けられない』。
ここに来て、パパ友さんが求める釣りのスタイルが『攻め』の姿勢であることが判明。
チューブラーロッドの方が性に合ってたかなと思いつつ、
私:「そのロッドは乗りやすいので、基本的には合わせなくても大丈夫ですけど、魚の重みを感じる様な強めのアタリの時は軽く合わせた方がいいです。ツン!っていう小さなアタリは合わせずに我慢してそのまま巻いてください。小さなアタリでもプルプルっ!っていう感じのアタリの時はアジの口の中に針を吸い込ませるイメージで巻くのを止めて糸を緩めると乗る時があります」
敬意を持って、今日初めてアジングをした人にする様なアドバイスではない、小難しいアドバイスをしてみました。
その後しばらくして―
パパ友さん:「やっと2匹目釣れたぁー。でも小さい…」
と言いつつアベレージより少し小さい12~3cmほどのアジを見せてくれました。
私:「ガッカリしなくていいですよ。アジングだと魚が小さいほど難しかったりするんです。釣ったアジの小ささを競う大会もあるらしいですよ。逆に自慢しても良いくらいです」
気付けばもうすぐ22時に。何となく魚の反応も少なくなってきました。
この時点で釣ったアジは13匹。個人的な目標達成です。
私:「もうすぐ10時で、魚の反応が無くなってきますし、アジも13匹釣れましたし、そろそろ帰ります?」
パパ友さん:「もう1匹釣りたいです!あと1匹!あともう1匹釣ったら帰りましょう」
私:「いいですねえ。じゃあここから引き返して釣りながら戻りましょう」
こうして延長戦のゴングが鳴らされました。
(続く)
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17:26
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2021年06月02日
パパ友さんとアジング
先日、久しぶりに長女の学校行事がありまして、そこで久しぶりにとあるパパ友さんと会って話をする機会がありました。
このパパ友さんとは長女が年少の時に知り合いました。その後行事や習い事の付き添いで結構な頻度で会い、御本人の気さくな人柄やユーモアもあり、仲良くさせていただいていました。そろそろ連絡先の交換でも思っていた矢先、昨今のコロナ禍で学校行事の自粛や長女が習い事を辞めたこともあって、しばらく会えていませんでした。
そんな中、久しぶりの学校行事で再会し、色々と話している内に―
パパ友さん:「最近、人から竿をもらいまして、釣りを始めたんですがわからないことばっかりで」
私:「おお!いいじゃないですか!エサ釣りじゃないんだったら何時でもお供しますんで遠慮なく声を掛けてください」
パパ友さん:「いや、むしろ連れてってくださいよ。貰った竿ってイカ用(エギング)の竿で、それだけだと一年通して釣りをするのは難しいらしいんです。せっかくだし他の釣りもしてみたいんですが」
私:「アジ用の竿だったらお貸しできるので、それで良ければ」
パパ友さん:「よろしくお願いします!師匠!」
私:「そういうのやめてください(汗)」
そんなやりとりがあり、思いがけず連絡先を交換することに成功。
そして翌週、二人で最寄りの漁港に釣りに行ってきました。
事前に色々と準備や打ち合わせした結果、パパ友さんは身一つで参加できる様、タックルや道具類は私が用意して、パパ友さんは暖かい服装だけ用意してくださいということに。
そして約束の時間にパパ友さんの家に車で迎えに行ったところ―
玄関からクーラーボックスを“両手で抱えて”パパ友さん登場。
パパ友さん:「今日はよろしくお願いします」
私:「…大きいクーラーボックスですね」
パパ友さん:「小アジを釣るって妻に話したら、南蛮漬け作るから沢山釣ってきてって言われたもんで」
私:「お、おう」
ちなみに釣行当日の2日前から、釣れる時間帯やポイント、釣れるパターンなどの情報収集のため釣りをしておりました。
その結果―
・釣れるポイント釣れないポイントはハッキリしている
・釣れる時間帯は20時前~22時前
・反応の良いワームの色はソリッド系のピンクとチャート系
・表層付近のリトリーブに反応が良い
・ただし巻きスピードの好みがうるさい
・なのでジグヘッドは0.5g~0.8g
・基本的に食いが浅い
ということがわかりました。
つまり、初めての人には結構難しい釣りになるだろうということです。
ということで、今回の釣行で私が個人的に立てた目標は3つ。
1. 釣果の如何を問わず、パパ友さんに楽しんでもらうこと(アジのアタリを感じてもらって、その魅力を共有すること)
2. パパ友さんにまずは1匹釣ってもらうこと
3. パパ友さんのお土産として2人で10匹は釣ること
ちなみに2日前からの釣りの釣果はそれぞれ2時間で8匹と9匹。
サイズは15cmほど。

こんなサイズです。
目的の漁港まで、車内であれこれ話しているとパパ友さんの期待がビンビン伝わってきます。
恐らくパパ友さんの中で思い描かれているイメージは1キャスト1ヒットの入れ食い状態。パッカパカ釣れて息つく暇もない状態。
2日前からすでにあった重圧が、更に重みを増すのを感じながらポイントに向かうのでした。
(続く)
このパパ友さんとは長女が年少の時に知り合いました。その後行事や習い事の付き添いで結構な頻度で会い、御本人の気さくな人柄やユーモアもあり、仲良くさせていただいていました。そろそろ連絡先の交換でも思っていた矢先、昨今のコロナ禍で学校行事の自粛や長女が習い事を辞めたこともあって、しばらく会えていませんでした。
そんな中、久しぶりの学校行事で再会し、色々と話している内に―
パパ友さん:「最近、人から竿をもらいまして、釣りを始めたんですがわからないことばっかりで」
私:「おお!いいじゃないですか!エサ釣りじゃないんだったら何時でもお供しますんで遠慮なく声を掛けてください」
パパ友さん:「いや、むしろ連れてってくださいよ。貰った竿ってイカ用(エギング)の竿で、それだけだと一年通して釣りをするのは難しいらしいんです。せっかくだし他の釣りもしてみたいんですが」
私:「アジ用の竿だったらお貸しできるので、それで良ければ」
パパ友さん:「よろしくお願いします!師匠!」
私:「そういうのやめてください(汗)」
そんなやりとりがあり、思いがけず連絡先を交換することに成功。
そして翌週、二人で最寄りの漁港に釣りに行ってきました。
事前に色々と準備や打ち合わせした結果、パパ友さんは身一つで参加できる様、タックルや道具類は私が用意して、パパ友さんは暖かい服装だけ用意してくださいということに。
そして約束の時間にパパ友さんの家に車で迎えに行ったところ―
玄関からクーラーボックスを“両手で抱えて”パパ友さん登場。
パパ友さん:「今日はよろしくお願いします」
私:「…大きいクーラーボックスですね」
パパ友さん:「小アジを釣るって妻に話したら、南蛮漬け作るから沢山釣ってきてって言われたもんで」
私:「お、おう」
ちなみに釣行当日の2日前から、釣れる時間帯やポイント、釣れるパターンなどの情報収集のため釣りをしておりました。
その結果―
・釣れるポイント釣れないポイントはハッキリしている
・釣れる時間帯は20時前~22時前
・反応の良いワームの色はソリッド系のピンクとチャート系
・表層付近のリトリーブに反応が良い
・ただし巻きスピードの好みがうるさい
・なのでジグヘッドは0.5g~0.8g
・基本的に食いが浅い
ということがわかりました。
つまり、初めての人には結構難しい釣りになるだろうということです。
ということで、今回の釣行で私が個人的に立てた目標は3つ。
1. 釣果の如何を問わず、パパ友さんに楽しんでもらうこと(アジのアタリを感じてもらって、その魅力を共有すること)
2. パパ友さんにまずは1匹釣ってもらうこと
3. パパ友さんのお土産として2人で10匹は釣ること
ちなみに2日前からの釣りの釣果はそれぞれ2時間で8匹と9匹。
サイズは15cmほど。

こんなサイズです。
目的の漁港まで、車内であれこれ話しているとパパ友さんの期待がビンビン伝わってきます。
恐らくパパ友さんの中で思い描かれているイメージは1キャスト1ヒットの入れ食い状態。パッカパカ釣れて息つく暇もない状態。
2日前からすでにあった重圧が、更に重みを増すのを感じながらポイントに向かうのでした。
(続く)
Posted by すけろく at
08:34
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