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Posted by naturum at

2019年12月17日

頑固と執念

先日、ゴンさんとプチ遠征に出掛けてきました。
ポイントは前回の記事で自己記録更新のアジを釣った場所です。

もちろん、持ち帰りの準備万端です。
ただ、前回の釣行から1週間が経っています。同じ様に釣れるとは正直思えませんでしたが、不安よりも期待が大きく上回ります。
そんな中、日没のタイミングで現場に到着。


強風。向かい風。


とりあえず準備をして、キャストしてみます。キャスト直後に竿先を海面近くに下げてラインが風に煽られないようにします。タックルは二種類用意してJHの重さは1gと1.5g。普段よりも少しだけ重くして底を探ります。
底が取れれば風の影響は少ない(とはいえ風でロッドが煽られたりしますが)ので、何とか釣りにはなるのですが、向かい風のため飛距離が伸びず探れる範囲が狭まってしまうのが難点。回遊待ちの様な釣りになります。

反応無し。

前回の記事で釣れたのは20時台。1週間ぶりの釣りでしたが、何となく釣れるのであればその辺の時間帯だろうなと確信がありました。根拠はないのですが。その時間まで3時間近くありましたが、根拠のない確信を持ちつつも「ひょっとしたら」という期待も抱いてキャストを続けます。

反応無し。

相変わらずの強風。向かい風。

ゴンさんからポイント移動の提案もありましたが、風裏があるとは思えない状況だったのと、ここまで頑張って移動後に実は釣れてましたというのを嫌って頑固にここで粘ることに。

そして、20時過ぎ。

変わらず底をズル引いていると、



コココンっ!


待望のアタリ!

前回記事の時は氷締めだったのを、今回はしっかりと血抜きした上で氷締めということで色々処置しているうちに、写真を撮るのをすっかり忘れてしまい画像はありませんが、25cmのアジが釣れました。

しかしながら釣れたアジはこの1匹と15cmほどのアジ1匹と計2匹のみ。持ち帰りは25cmのアジ1匹のみとなりました。
ゴンさん曰く「執念の1匹」。

ちなみにゴンさんはメバル2匹をキャッチという釣果でした。


持ち帰ったアジは家内の手で、





なめろうになりました。

実を言うと釣った魚を生で食したのは初めてだったし、なめろうというものを食したのも初めてだったのですが、大変美味しかったです。

家内とアジに感謝。

やはり釣りは楽しい。  

Posted by すけろく at 16:00Comments(2)

2019年12月08日

続・ジンクスに挑む

先日、一人でプチ遠征してきました。


持ち帰りの準備万端の状態で。


はい、ジンクス撃破への再挑戦です。
入ったポイントは前回の記事のポイントと同じ場所。
ひとまず結論から言うと、前回の記事と全く同じ展開でした。
一通りアジングを楽しむことができたのですが、そのうち反応がなくなり、非常に寒かったので納竿かなと車に戻ると、ちょうどこれから釣りを始めようと私の車の隣で準備をしていたお兄さんに話掛けられました。

このお兄さん、見るからにガチ勢。出で立ち、そして車の荷室の状態(タックルやその他のリグと思われるものが整理整頓された状態でみっしりと積み込まれている)とか。
そして人当たり良く話す内容の情報量の多さと新鮮さ。

そして何よりその情報を惜しげもなく、初対面どころか通りすがりの私に懇切丁寧に話してくれる態度。何て言うか、ただの釣り好きではなく釣り愛が溢れてて釣りの楽しさを多くの人に知って欲しい、多くの人と釣りの楽しさを共有したいという空気がにじみ出ている感じの方でした。

個人的なことなので尋ねませんでしたが、釣具店のスタッフさんかメーカーのスタッフさんなのではないかと推測。


帰るつもりで車に戻ったのですが、そのお兄さんにこの地域のこの時期の攻略法を教えて戴いているうちに何だか釣れる気がしてきて、少し寄り道することにしました。
ポイントは以前の記事でも何度か登場している場所。人が大好きな御猫様がいる場所。

数分ほど車を走らせてポイントに到着。



誰もいない。


無風。海面は鏡面。

ラッキーと思いつつ、釣れないのかなという一抹の不安を胸に準備をし釣りを開始。

そして先程のお兄さんに教わった通りにボトムを探ってみる。

リグの着底を確認したら、ロッドを立てるようにして、ゆっくりとボトムをズル引き。

「やったことないアジングだなぁ。釣りを始めた年の夏にやってたチニングで1ヶ月半延々とズル引きやってたあの頃を思い出すぜ・・・」


ちなみに当時の1ヶ月半で得られた釣果はアタリ三回のみ。私にとっては悪夢の1ヶ月半。
途端に私の頭の中に釣れないイメージが満ち始めます。

とその時。



ぬん。



と、リグが何かに引っ掛かるような感覚。


「あ、藻に引っ掛かった」


と思い、ロッドを軽く煽ると―


ゴゴンっ!

ジイイイイィィィ!!


強い衝撃とともに鳴り始めるドラグ音。

あたふたしながらドラグノブを少し締めてリールを巻きます。
ブンブンブンと魚が頭を振るような感触が伝わってきます。
「大きいカマスかな?シーバスかな?」
と思いつつリールを巻き続けていると海面に魚の姿が見えてきました。


なんとアジ!


アジ狙いで釣りをしていたのにも関わらず、海面にアジの姿を見て驚く私。何とも間の抜けた話ですが、日頃釣っているアジの感じとは全く違っていました。

それもそのはず、自己記録更新クラス。良型のアジです。

興奮冷めやらぬ中、再び同じ場所にキャスト。反応無し。

少し場所をずらしてまたキャスト。


すると―


ぬんっ!

ジイイイイィィィ!


再びアジをキャッチすることに成功。

1時間ほど釣りをした結果―





自己記録更新の26cmを含む4匹のアジをキャッチ。用意したクーラーボックスに入れることができました

めでたくジンクスを撃破することに成功しました。

ちなみに無事キャッチできたのは4匹ですが、これ以外に同サイズと思われるアジを2匹バラして2匹ラインブレイクで取り逃がしています。
それなりの数はいたようです。

先の釣り場でお兄さんと出会えなかったら出会えなかったアジです。
釣り場で別れる際に、お礼は伝えたのですがこの場を借りてもう一度、


お兄さん、ありがとうございました!お陰で釣れましたよ!


またどこかで会えたらいいな。

やはり釣りは楽しい。  

Posted by すけろく at 20:55Comments(2)

2019年12月04日

ジンクスに挑む

個人的には代表的な「釣り人あるある」「釣り人のジンクス」だと思っているものに―


「釣った魚を持ち帰る気満々で準備した時に限って釣れない」


というものがあります。

他には「必要ないだろうと思って玉網を持っていかないと思いがけず大きいのが釣れてあたふたする」「釣り場に落ちているゴミを拾って帰ると次回釣行時に好釣果」とか。

先日、ゴンさんと二人でいつものポイントへプチ遠征に行ってきました。
直近の釣果情報で25cmを超える良型のアジが回ってきていると知ったからです。

「ひょっとしたら念願の尺アジが釣れるかもしれない!」

限りなく思い込みに近い期待を胸に、今回の釣行は25cm(自己記録)を超える物については持ち帰ることを決意。早速準備にかかります。

まずは家内へ持ち帰りについての許諾申請。これが一番大事。

そしてクーラーボックス2つ(車内用と釣り場用)と水を入れて凍らせた500mlペットボトル6本と強力保冷材2つ。

そして氷締めには不向きな大物が釣れた際の締め方の予習とイメージトレーニング。

これで準備万端。待ち合わせ場所でゴンさんを待ちます。
待ち合わせ場所に着いて程無くしてゴンさんが到着。挨拶の後、私の車に荷物を移し始めます。


すけ:「ゴンさん」
ゴン:「ん?」
すけ:「今日は自らフラグを立てて、それをへし折ることを釣行の目標としてます」
ゴン:「まさか…」
すけ:「そう。全力で持ち帰りの準備をしてきました」
ゴン:「せっかくの遠征だというのに。…どうなっても知らんぞ」
すけ:「大丈夫。今日でジンクスをぶち壊してみせる」



…まぁ、結論から言うと一匹も持ち帰ることはできなかったわけですが。

持ち帰り基準のサイズを超える物は釣れませんでしたが、十分数釣りは楽しめました。
日没、夕マズメのタイミングで第一希望のポイントに入ることができたのですが、全くの無反応。
常夜灯が灯り、完全に日が暮れてしばらくして、目の前に細かいベイトの群れが現れ始めたころアタリが出始めました。







釣れるアジはこのサイズ。判で押したように15~6cmで統一。期待していたサイズには程遠い。
でも楽しい。普段行ってる最寄りの漁港で釣れるものよりも3cmぐらいは大きいし、非常に元気でサイズのわりに引きが強いし。そしてポイントも普段の場所よりかなり深さがあるので「探す」「アタリをとる」といった点に於いて、今の私にとって適度に難しくて非常にアジングというものを楽しめたと感じました。

釣果ですが、私はアタリが出始めてから2時間半~3時間弱ほどで上記のサイズのアジが26匹でした。ゴンさんも途中で数えるのをやめるほどの数のアジを釣っていました。

これまで、持ち帰りの準備をしたらボウズ、ボウズでないにしても「ボウズは回避できた」程度の釣果がほとんどだったことを考えると、ジンクスを完全にぶち壊すには至りませんでしたが、少しは突き崩すことができたのではないかと感じています。

やはり釣りは楽しい。
  

Posted by すけろく at 10:29Comments(2)