2021年06月14日
午前様
先日、最近の記事で紹介したパパ友さん(以下、ウェッジさん)と再び最寄りの漁港で釣りをしてきました。
嬉しいことに、今回の釣行は私からではなくウェッジさんからの御誘いで実現しました。
ウェッジさん:「すけさんとの釣りの後、1人で2回ほど釣りに行ったんですけど、釣れなくて。やっぱり本当に慣れるまでは経験者の人に付いていくべきだと思いまして。ということで、師匠よろしくお願いします」
すけ:「師匠はやめて。お願い」
そんなやり取りをしながら準備・実釣をしていたのですが、ウェッジさんの中で私は「釣果請負人」みたいな位置付けになりつつあるなと思い、何となくじわりと重圧を感じる反面、ウェッジさんがすっかり釣りにハマってることを確信できて嬉しかったです。
ちなみに今回は前回と同じ漁港での釣りでしたが、前回の釣行では入らなかった港内で一番の人気ポイントが空いていたので、そこで釣りをすることにしました。私自身、そのポイントで釣りをするのは久しぶりです。
常夜灯が効き始めるぐらいのタイミングで入ったところ、辺り一面ベイトだらけ。ベイトとはいってもほぼほぼプランクトンサイズの小さなベイトの群れが濁りの塊みたいにワサワサモワモワしています。
見たことの無い状況に「これは、お祭り騒ぎになるのではないか!?」と期待したのですが、1時間ほどでその期待は粉砕されることに。
釣りを開始して間もなく、足元の壁際でメバルを1匹キャッチ。その後、ポツポツとアジを3匹ほどキャッチしたのですが、どれもベイトの群れとは無関係な感じ。
その後アジの反応は途絶え、アジとは別の魚と思われる大きめのライズが発生。これは明らかに細かいベイトを捕食している感じです。
が、ベイトが細かすぎてワームのサイズが合わないのか、ライズが連発しているポイントにリグを入れても全くの無反応。あれこれワームやジグヘッドをローテーションしても反応無し。
ここで決断。
すけ:「ウェッジさん。せっかく良い場所に入れたんだけど、移動しない?いつもの港の奥の方が安定感がある気がします」
ウェッジさん:「そうしましょう」
ということで、港奥をランガンすることにしました。
―が、こちらも反応が薄い。
それでも何とか足で稼ぐ釣りを展開。ポツ、ポツ、と数を積み重ねます。
気付けば23時過ぎ。
クーラーボックスの中を確認すると、アジが9匹。
すけ:「よし!何とかあと1匹釣って2桁に乗せる!」
前回の釣行とは逆に私の方が「あともう1匹!」スイッチが入ったのか、そう宣言。その後まもなくして、ウェッジさんがライントラブル。
復旧に取り掛かるウェッジさんに、「ちょっと一人で奥の方に行ってきます」と告げて、様子見に行きました。
が、全く反応無し。
20分ほど掛けて辺りを一回りして、何の反応も得られないままウェッジさんの元に戻ってみると、クーラーボックスにアジを入れているウェッジさんの姿が。
すけ:「お!ウェッジさん釣れたの?」
ウェッジさん:「すけさんが向う行った後、そこでバシャバシャ始まったんで、キャストしたら釣れました。何かいっぱいいるみたいです」
すけ:「おお!マジで!」
ウェッジさんが示す場所を見てみると、係留されている漁船の舳先で頻繁にライズが発生。たたみ一畳にも満たないほどの狭い範囲です。
試しに私もキャストしてその範囲の表層付近を通してみたら、すぐさまアジがヒット。しかも1匹釣ってもライズが収まらない。もはやアジのナブラ状態。
係留ロープに注意しながらキャストするウェッジさん。他にもポイントが無いか周囲を探りつつ、ウェッジさんのキャストの合間にそのポイントに交差する方向でキャストする私。何とか数を積み重ねようと頑張ります。
そうこうしてるうちに、魚からの反応が薄れてきて、ふと時計を見やると―
深夜1時前。
すけ:「ウェッジさん、ウェッジさん。日付変わってるわ」
ウェッジさん:「え?あ、ほんとだ」
すけ:「この辺にしときますか」
ウェッジさん:「そうですねぇ。あー、ここにいるやつ全部釣りたかった」
すけ:「あはは」
ということで、この日はこれで納竿としました。
釣果の方は2人あわせて―

持ち帰りのアジ13匹。
リリースのウグイ3匹とメバル2匹。
ちなみにウェッジさんの釣果はアジ3匹とウグイ1匹。
前回釣行の記録更新です。
個人的には前回釣行に比べて遙かに難しい海の状況の中の記録更新という事で、数字以上に大幅な記録更新だと考えています。
それにしても、久しぶりに時間を忘れてガッツリ釣りをしました。時間を忘れてというか、時間を無視して釣りをしました。
私1人だと恐らく22時の干潮潮止まりのタイミングで納竿してたと思います。
ウェッジさんには会話の中で冗談で「師匠」なんて呼ばれたりしますが、私の方こそウェッジさんとの釣りを通して、初心というか初志というか自分が釣りを始めたばかりの頃のがむしゃらに釣りと向き合う姿勢を思い出させてもらった気がします。
この場を借りて御礼申し上げます。
ありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。
やはり釣りは楽しい。
嬉しいことに、今回の釣行は私からではなくウェッジさんからの御誘いで実現しました。
ウェッジさん:「すけさんとの釣りの後、1人で2回ほど釣りに行ったんですけど、釣れなくて。やっぱり本当に慣れるまでは経験者の人に付いていくべきだと思いまして。ということで、師匠よろしくお願いします」
すけ:「師匠はやめて。お願い」
そんなやり取りをしながら準備・実釣をしていたのですが、ウェッジさんの中で私は「釣果請負人」みたいな位置付けになりつつあるなと思い、何となくじわりと重圧を感じる反面、ウェッジさんがすっかり釣りにハマってることを確信できて嬉しかったです。
ちなみに今回は前回と同じ漁港での釣りでしたが、前回の釣行では入らなかった港内で一番の人気ポイントが空いていたので、そこで釣りをすることにしました。私自身、そのポイントで釣りをするのは久しぶりです。
常夜灯が効き始めるぐらいのタイミングで入ったところ、辺り一面ベイトだらけ。ベイトとはいってもほぼほぼプランクトンサイズの小さなベイトの群れが濁りの塊みたいにワサワサモワモワしています。
見たことの無い状況に「これは、お祭り騒ぎになるのではないか!?」と期待したのですが、1時間ほどでその期待は粉砕されることに。
釣りを開始して間もなく、足元の壁際でメバルを1匹キャッチ。その後、ポツポツとアジを3匹ほどキャッチしたのですが、どれもベイトの群れとは無関係な感じ。
その後アジの反応は途絶え、アジとは別の魚と思われる大きめのライズが発生。これは明らかに細かいベイトを捕食している感じです。
が、ベイトが細かすぎてワームのサイズが合わないのか、ライズが連発しているポイントにリグを入れても全くの無反応。あれこれワームやジグヘッドをローテーションしても反応無し。
ここで決断。
すけ:「ウェッジさん。せっかく良い場所に入れたんだけど、移動しない?いつもの港の奥の方が安定感がある気がします」
ウェッジさん:「そうしましょう」
ということで、港奥をランガンすることにしました。
―が、こちらも反応が薄い。
それでも何とか足で稼ぐ釣りを展開。ポツ、ポツ、と数を積み重ねます。
気付けば23時過ぎ。
クーラーボックスの中を確認すると、アジが9匹。
すけ:「よし!何とかあと1匹釣って2桁に乗せる!」
前回の釣行とは逆に私の方が「あともう1匹!」スイッチが入ったのか、そう宣言。その後まもなくして、ウェッジさんがライントラブル。
復旧に取り掛かるウェッジさんに、「ちょっと一人で奥の方に行ってきます」と告げて、様子見に行きました。
が、全く反応無し。
20分ほど掛けて辺りを一回りして、何の反応も得られないままウェッジさんの元に戻ってみると、クーラーボックスにアジを入れているウェッジさんの姿が。
すけ:「お!ウェッジさん釣れたの?」
ウェッジさん:「すけさんが向う行った後、そこでバシャバシャ始まったんで、キャストしたら釣れました。何かいっぱいいるみたいです」
すけ:「おお!マジで!」
ウェッジさんが示す場所を見てみると、係留されている漁船の舳先で頻繁にライズが発生。たたみ一畳にも満たないほどの狭い範囲です。
試しに私もキャストしてその範囲の表層付近を通してみたら、すぐさまアジがヒット。しかも1匹釣ってもライズが収まらない。もはやアジのナブラ状態。
係留ロープに注意しながらキャストするウェッジさん。他にもポイントが無いか周囲を探りつつ、ウェッジさんのキャストの合間にそのポイントに交差する方向でキャストする私。何とか数を積み重ねようと頑張ります。
そうこうしてるうちに、魚からの反応が薄れてきて、ふと時計を見やると―
深夜1時前。
すけ:「ウェッジさん、ウェッジさん。日付変わってるわ」
ウェッジさん:「え?あ、ほんとだ」
すけ:「この辺にしときますか」
ウェッジさん:「そうですねぇ。あー、ここにいるやつ全部釣りたかった」
すけ:「あはは」
ということで、この日はこれで納竿としました。
釣果の方は2人あわせて―

持ち帰りのアジ13匹。
リリースのウグイ3匹とメバル2匹。
ちなみにウェッジさんの釣果はアジ3匹とウグイ1匹。
前回釣行の記録更新です。
個人的には前回釣行に比べて遙かに難しい海の状況の中の記録更新という事で、数字以上に大幅な記録更新だと考えています。
それにしても、久しぶりに時間を忘れてガッツリ釣りをしました。時間を忘れてというか、時間を無視して釣りをしました。
私1人だと恐らく22時の干潮潮止まりのタイミングで納竿してたと思います。
ウェッジさんには会話の中で冗談で「師匠」なんて呼ばれたりしますが、私の方こそウェッジさんとの釣りを通して、初心というか初志というか自分が釣りを始めたばかりの頃のがむしゃらに釣りと向き合う姿勢を思い出させてもらった気がします。
この場を借りて御礼申し上げます。
ありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。
やはり釣りは楽しい。
Posted by すけろく at 12:04│Comments(0)