ナチュログ管理画面 海釣り・ソルトウォーター 海釣り・ソルトウォーター 北陸・甲信越 アウトドア&フィッシングナチュラムアウトドア用品お買い得情報

スポンサーリンク



上記のお知らせは30日以上更新のないブログに表示しています。
記事を更新するとこのお知らせは表示されなくなります
  
Posted by naturum at

2021年06月14日

サドンデス

前回の記事の翌日、今度はゴンさんと釣りに行ってきました。

前日のウェッジさんとの釣行ではいつもの最寄りの漁港が渋かったと伝えたところ、違う場所で釣りをしてみようということになり、いつもの最寄りの漁港から少し西側にある漁港に行くことになりました。

お互いにとって初めての場所になります。



・・・結果から申し上げますと非常に渋かったです。渋かったと言うかウグイしか釣れませんでした。



ウグイのWヒットを皮切りに、ウグイウグイ。ランガンしても行く先々でウグイウグイ。

乾いた笑いが出てくるのを辛抱しないまま、スタート地点に帰ってきたところでー



ゴンさん:「さあ、これより試合はサドンデスに突入します」

すけ:「?」

ゴンさん:「これから先にウグイを掛けた方が勝者となります」

すけ:「!?」





そう言われると外道扱いしていたウグイに対しても前向きになる不思議。
ゴンさんに上手く乗せられた気がします。





ゴンさん:「なお、勝者には大会組織委員会より栄誉あるウグイキングの称号が与えられます」

すけ:「えぇー・・・」

ゴンさん:「注目のすけろく選手、果たしてエソキングに続く第二の称号ウグイキングを手にすることができるのか!?」

すけ:「モチベーション、だだ下がりだわ(笑)」



そんなやり取りをしながらウグイ釣りを楽しみました。ゴンさんの機転に感謝です。


ちなみにサドンデスは制限時間を過ぎてから私が1匹キャッチして、暫定ウグイキングになりました。



やはり釣りは楽しい。  

Posted by すけろく at 16:40Comments(0)

2021年06月14日

午前様

先日、最近の記事で紹介したパパ友さん(以下、ウェッジさん)と再び最寄りの漁港で釣りをしてきました。
嬉しいことに、今回の釣行は私からではなくウェッジさんからの御誘いで実現しました。


ウェッジさん:「すけさんとの釣りの後、1人で2回ほど釣りに行ったんですけど、釣れなくて。やっぱり本当に慣れるまでは経験者の人に付いていくべきだと思いまして。ということで、師匠よろしくお願いします」

すけ:「師匠はやめて。お願い」


そんなやり取りをしながら準備・実釣をしていたのですが、ウェッジさんの中で私は「釣果請負人」みたいな位置付けになりつつあるなと思い、何となくじわりと重圧を感じる反面、ウェッジさんがすっかり釣りにハマってることを確信できて嬉しかったです。

ちなみに今回は前回と同じ漁港での釣りでしたが、前回の釣行では入らなかった港内で一番の人気ポイントが空いていたので、そこで釣りをすることにしました。私自身、そのポイントで釣りをするのは久しぶりです。

常夜灯が効き始めるぐらいのタイミングで入ったところ、辺り一面ベイトだらけ。ベイトとはいってもほぼほぼプランクトンサイズの小さなベイトの群れが濁りの塊みたいにワサワサモワモワしています。


見たことの無い状況に「これは、お祭り騒ぎになるのではないか!?」と期待したのですが、1時間ほどでその期待は粉砕されることに。


釣りを開始して間もなく、足元の壁際でメバルを1匹キャッチ。その後、ポツポツとアジを3匹ほどキャッチしたのですが、どれもベイトの群れとは無関係な感じ。
その後アジの反応は途絶え、アジとは別の魚と思われる大きめのライズが発生。これは明らかに細かいベイトを捕食している感じです。

が、ベイトが細かすぎてワームのサイズが合わないのか、ライズが連発しているポイントにリグを入れても全くの無反応。あれこれワームやジグヘッドをローテーションしても反応無し。

ここで決断。


すけ:「ウェッジさん。せっかく良い場所に入れたんだけど、移動しない?いつもの港の奥の方が安定感がある気がします」

ウェッジさん:「そうしましょう」


ということで、港奥をランガンすることにしました。


―が、こちらも反応が薄い。


それでも何とか足で稼ぐ釣りを展開。ポツ、ポツ、と数を積み重ねます。

気付けば23時過ぎ。
クーラーボックスの中を確認すると、アジが9匹。


すけ:「よし!何とかあと1匹釣って2桁に乗せる!」


前回の釣行とは逆に私の方が「あともう1匹!」スイッチが入ったのか、そう宣言。その後まもなくして、ウェッジさんがライントラブル。
復旧に取り掛かるウェッジさんに、「ちょっと一人で奥の方に行ってきます」と告げて、様子見に行きました。

が、全く反応無し。

20分ほど掛けて辺りを一回りして、何の反応も得られないままウェッジさんの元に戻ってみると、クーラーボックスにアジを入れているウェッジさんの姿が。


すけ:「お!ウェッジさん釣れたの?」

ウェッジさん:「すけさんが向う行った後、そこでバシャバシャ始まったんで、キャストしたら釣れました。何かいっぱいいるみたいです」

すけ:「おお!マジで!」


ウェッジさんが示す場所を見てみると、係留されている漁船の舳先で頻繁にライズが発生。たたみ一畳にも満たないほどの狭い範囲です。

試しに私もキャストしてその範囲の表層付近を通してみたら、すぐさまアジがヒット。しかも1匹釣ってもライズが収まらない。もはやアジのナブラ状態。


係留ロープに注意しながらキャストするウェッジさん。他にもポイントが無いか周囲を探りつつ、ウェッジさんのキャストの合間にそのポイントに交差する方向でキャストする私。何とか数を積み重ねようと頑張ります。

そうこうしてるうちに、魚からの反応が薄れてきて、ふと時計を見やると―


深夜1時前。


すけ:「ウェッジさん、ウェッジさん。日付変わってるわ」

ウェッジさん:「え?あ、ほんとだ」

すけ:「この辺にしときますか」

ウェッジさん:「そうですねぇ。あー、ここにいるやつ全部釣りたかった」

すけ:「あはは」


ということで、この日はこれで納竿としました。

釣果の方は2人あわせて―







持ち帰りのアジ13匹。
リリースのウグイ3匹とメバル2匹。

ちなみにウェッジさんの釣果はアジ3匹とウグイ1匹。

前回釣行の記録更新です。
個人的には前回釣行に比べて遙かに難しい海の状況の中の記録更新という事で、数字以上に大幅な記録更新だと考えています。


それにしても、久しぶりに時間を忘れてガッツリ釣りをしました。時間を忘れてというか、時間を無視して釣りをしました。

私1人だと恐らく22時の干潮潮止まりのタイミングで納竿してたと思います。

ウェッジさんには会話の中で冗談で「師匠」なんて呼ばれたりしますが、私の方こそウェッジさんとの釣りを通して、初心というか初志というか自分が釣りを始めたばかりの頃のがむしゃらに釣りと向き合う姿勢を思い出させてもらった気がします。

この場を借りて御礼申し上げます。

ありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。


やはり釣りは楽しい。  

Posted by すけろく at 12:04Comments(0)

2021年06月07日

縦の釣り

私はアジングに於いて縦の釣りというものに苦手意識を持っています。

技術的に難しいとかではなく、横の釣りに対して縦の釣りをしているときは、水の中をイメージしにくいというか、思った通りのレンジを探れてるのかどうか自分の中で確信が持てずにいたからです。



    “自分の中で確信が持てない”
          ↓
  “自分の思い通りにできてないと感じる”
          ↓
“自分が今何をしているのかよくわからない”



何となく、こんな流れで苦手意識が形成されてきた様な気がします。


先日、ゴンさんと最寄りの漁港で釣りをしてきました。

この日は海が渋い状況でした。
いつも通り巻きの釣り、横の釣りでスタート。何とかポツ、ポツ、とアジをキャッチしていましたが、そのうちにぱったりと反応が途絶えました。
色んな速度で色んなレンジを探ったのですが、アタリがありません。


「これは…苦手な縦の釣りかなぁ」


と、リグを沈めて巻きあげて止めて沈める、という縦の釣りを開始。

途端に出始めるアタリ。その時、自分の中である事が閃きました。閃いたというか、開き直ることができました。



「実際に海の中で正確にレンジキープできてるかどうかじゃなくて、自分の中で自分なりにレンジキープできていればいいのではないか」


何故か突然、自分自身で難しく考えすぎてたと気付き、そんな風に考えることができました。

ということで、「リールのハンドル1回転分巻き上げたら、1秒掛けて元のレンジに沈む」と い う 事 に し て 釣りを開始。

その結果―





















合計8匹でした。ちなみに縦の釣りで釣ったのは、半分の4匹。
納竿する頃には、苦手意識はかなり薄れて、むしろしっかりと合わせなければならないのが楽しくて、縦の釣りが好きになっていました。


やはり釣りは楽しい。  

Posted by すけろく at 14:35Comments(0)

2021年06月04日

パパ友さんとアジング・後日談

先日のパパ友さんとの釣行(以下、パパ友釣行)の二日後―


「今日学校で〇〇ちゃんと話したんだけど、こないだお父さんたちが釣ってきたアジ、唐揚げにして食べたんだって。すっごい美味しかったって言ってたよ」


と、長女が話してくれました。


うんうん、それは良かった。頑張った甲斐があるというものです。まぁ、私は頑張ったというよりもただ楽しんだだけという話もありますが。

長女の話を聞いてる内に、何だかパパ友釣行時の楽しさを思い出してきて、また釣りに行きたくなってしまい、その日の夜一人でパパ友釣行時と同じ最寄りの漁港に釣りに行くことにしました。

ちなみにその日の天候(風)、潮汐のタイミング共にパパ友釣行の時よりも好条件な感じ。

思い立ってから程無く、漁港に到着。見た感じ良い雰囲気です。

いそいそと準備を済ませ、早速釣り開始。パパ友釣行の時と同じルートでランガンを開始します。


が、反応無し。


パパ友釣行の際は、少なくとも2~3キャストに1回は魚のアタリがあったのですが、この日は5~6キャストに1回アタリがあるかないかといった感じ。


「こないだとはレンジが違うのかな?」と上から下まで細かく刻む様に探ってみますが、反応無し。


「ひょっとして巻きの釣りじゃなくなってる?」と苦手な縦の釣りにシフト。


すると―







ようやく1匹キャッチ。

パパ友釣行の時とはパターン、レンジ、そもそもの魚の数が全然違っており、終わってみれば2時間でアジ3匹という貧果でした。


パパ友釣行の時にこんな感じの海でなくて本当に良かったと改めてホッとしました。


やはり釣りは楽しい。  

Posted by すけろく at 12:21Comments(0)

2021年06月03日

パパ友さんとアジング・続き2

今回の釣行はランガンするスタイルで行われていて、港内最奥部の東西方向のほぼ端から端までを移動しながら釣り歩いていました。
ちなみに本命ポイントは両端側。
延長戦は折り返し地点からスタート地点に戻る形で開始されました。

この日は開始時点でまだ結構な風(3m/s少々)が吹いていたのですが、この頃にはかなり収まってきました。


「釣りはしやすくなっているけど、如何せん時間が…。そろそろ魚の反応も無くなってくるだろうし…」


事前調査である前2日間の釣行で得た情報からすると、正直厳しさは増すだろうなと思いつつ、俄然やる気になっているパパ友さんの心情を優先して延長戦を開始したのですが―


思いの外、魚の反応がある。


これは行けるかもしれないと思いつつも、魚の食いが浅くなっている風にも感じられたので、試しに私の方のジグヘッドを0.8gから0.5gに変更。

程無く、1匹キャッチ。

再現性を求めてしばらくそのまま釣っていると、さらにキャッチすることに成功。


風が収まってきたこともあり、パパ友さんにジグヘッドの交換を提案し、ジグヘッドを交換してもらうと同時に、試しに私自身のジグヘッドも0.5gから0.3gへ交換。

これが功を奏したのか、0.5gの時よりも少しだけ魚が掛かりやすくなった、魚の口によりスムーズに針が入っているような気がしました。そんな気がしただけかもしれませんが。

パパ友さんのジグヘッドも0.3gに交換した方が良いのか迷いましたが、そのまま0.5gで釣りをしてもらうことにしました。
キャストのしやすさ、飛距離の面で余計なストレスになりかねないと判断したためです。0.5gでも行けるとも思いましたし。


何とかもう1匹釣りたいパパ友さん。
そんなパパ友さんに何とかもう1匹釣ってほしく、少しずつ数を積み重ねながら情報収集&情報提供する私。
お互いにムキになりながらの釣行が続きます。


…が、魚の反応がぱったりと止みました。
時計を見ると23時過ぎ。スマホでタイドグラフを確認すると、干潮潮止まり。


私:「今、干潮潮止まりです。もう30分か小1時間もすればまた反応が出始めるかもしれませんが、どうします?」

パパ友さん:「う~ん…。悔しいけど、今日はここまでにします」

私:「わかりました。じゃあ片付けましょう」

パパ友さん:「あー後もう一匹釣りたかったー」


車に戻って片付け開始。その間も悔しさを滲ませるパパ友さん。その姿をのめり込んでた証と解釈し、正直ホッとしました。
個人的な目標その1「釣果の如何を問わず、パパ友さんに楽しんでもらうこと」が達成でしょうか。


私:「面と向かって訊かれたら、正直に答えにくいでしょうけど、楽しかったですか?」

パパ友さん:「めちゃくちゃ楽しかったです!ただ、それ以上にもう1匹が釣れなかったのが悔しくてモヤモヤしてます」

私:「あはは。それは良かったです。今日使ったタックル・道具・装備品一式は(タックルバッカンごと)そのまま丸々お貸しするので、好きに使ってください」

パパ友さん:「いいんですか?」

私:「元々そのつもりで用意しましたから。この一揃えがあれば問題なくできます。仕事帰りの短時間でも。ただ、取り込み用の玉網は無いので、大物が釣れたら困るかも」

パパ友さん:「ありがとうございます」

私:「あと、約束してほしいんですが、今回着けてもらったライフジャケット(腰巻型自動膨張式で浮き輪が出るタイプのやつ)もお貸ししますので、これは必ず着用してください」

パパ友さん:「わかりました」


そんな会話もしつつ、片付け完了。

最終的な釣果は、小鯵21匹。私19匹。パパ友さん2匹。


私:「嘘も方便と言いますし、ご家族には『半分はお父さん釣ってきたぞ』とか。ちゃんと口裏合わせますし(ニヤ)」

パパ友さん:「いやいや、そこはちゃんと正直に言いますよ(笑)」





…釣果では勝りましたが、人として惨敗した気がします。


やはり釣りは楽しい。
  

Posted by すけろく at 12:00Comments(0)

2021年06月02日

パパ友さんとアジング・続き

ポイントであるいつもの最寄りの漁港に到着。

早速、組んであったタックルとライフジャケットを手渡し、準備にかかります。

ちなみにパパ友さんに渡したロッドは月下美人MX AJING 511UL-S。リールは13ソアレCI4+ C2000PGSS(夢屋のセンシティブショートハンドル装着)。ラインはエステルの0.3号。ジグヘッドは0.8g。

個人的には感度と軽量リグの扱いやすさと乗せ性能の三点を重視した結果のチョイスです。

程無く準備完了。
パパ友さんは釣りは全くの初めてと言うわけではなく、キャストは普通にできる位には経験者でした。
ということで、「ひとまず、投げて巻くだけ。もしくは投げて数えてから巻くだけ」など、簡単なレクチャー終え、釣りを開始。

そして練習がてらの第一投後、


パパ友さん:「...これ、難しいですね。軽いし、糸も細くて何がなんだかよくわからないです」

私:「大丈夫です。すぐに慣れます。そんなに遠くに飛ばす必要はないですし、見てたら十分な距離は飛んでるので力まなくていいですよ。摘まんだ小石を投げる位のイメージでいいです」


そんな話をしながら、事前の2日間の釣りで把握していたポイントを立ち位置、キャスト方向を教えて釣りをしてもらう間、その様子を見つつ私は新たに反応のあるポイントを捜索することに。


私:「アタリとか、魚の反応あります?」

パパ友さん:「アタリは…、あります。すごいあるけど針に掛かんないな」

私:「アタリがあるうちはその場所で間違いないと思うので、そのままで巻きのスピードを変えてみてください。速くしてみるとか、ゆっくりじっくり巻いてみるとか」


たまにミスキャストがあるぐらいで、普通に釣りができてるパパ友さん。
手取り足取り、パパ友さんに掛かりっきり上等の気持ちで臨んだのですが、会話によるやり取りだけで大丈夫そうなので、私も本格的に釣りを開始。



程無くして、1匹キャッチ。15cmほどのアベレージサイズ。


私:「釣れました。やっぱり表層ただ巻きが良いみたいです。巻きスピードは気持ち速めぐらいが良いと思います」

パパ友さん:「気持ち速め…。こんな感じかな」


すると、「ん!?」とパパ友さんに変化が。



見事、1匹キャッチ!



私:「おお!おめでとうございます!」


…正直、ホッとしました。個人的な目標「その2」である『パパ友さんにまずは1匹釣ってもらうこと』達成です。
後は、個人的な目標「その3」・『パパ友さんのお土産として2人で10匹は釣ること』を目指すまで。


私:「この調子でガンガン釣って、見栄えのいいお土産にしましょう!」


釣りの話とか家族(子供)の話とかなんやかんや話しながら釣りを続行し、数を積み重ねていきます。
…が、パパ友さん2匹目が遠い。



パパ友さん:「う~ん。アワセってどうしてます?アタリは凄い出るんですが、上 手 く 掛 け ら れ な い ん で す よ」

私:「あー…それはねぇ」



『掛からない』ではなくて『掛けられない』。
ここに来て、パパ友さんが求める釣りのスタイルが『攻め』の姿勢であることが判明。
チューブラーロッドの方が性に合ってたかなと思いつつ、


私:「そのロッドは乗りやすいので、基本的には合わせなくても大丈夫ですけど、魚の重みを感じる様な強めのアタリの時は軽く合わせた方がいいです。ツン!っていう小さなアタリは合わせずに我慢してそのまま巻いてください。小さなアタリでもプルプルっ!っていう感じのアタリの時はアジの口の中に針を吸い込ませるイメージで巻くのを止めて糸を緩めると乗る時があります」


敬意を持って、今日初めてアジングをした人にする様なアドバイスではない、小難しいアドバイスをしてみました。

その後しばらくして―


パパ友さん:「やっと2匹目釣れたぁー。でも小さい…」


と言いつつアベレージより少し小さい12~3cmほどのアジを見せてくれました。


私:「ガッカリしなくていいですよ。アジングだと魚が小さいほど難しかったりするんです。釣ったアジの小ささを競う大会もあるらしいですよ。逆に自慢しても良いくらいです」

気付けばもうすぐ22時に。何となく魚の反応も少なくなってきました。
この時点で釣ったアジは13匹。個人的な目標達成です。


私:「もうすぐ10時で、魚の反応が無くなってきますし、アジも13匹釣れましたし、そろそろ帰ります?」

パパ友さん:「もう1匹釣りたいです!あと1匹!あともう1匹釣ったら帰りましょう」

私:「いいですねえ。じゃあここから引き返して釣りながら戻りましょう」


こうして延長戦のゴングが鳴らされました。

(続く)
  

Posted by すけろく at 17:26Comments(0)

2021年06月02日

パパ友さんとアジング

先日、久しぶりに長女の学校行事がありまして、そこで久しぶりにとあるパパ友さんと会って話をする機会がありました。

このパパ友さんとは長女が年少の時に知り合いました。その後行事や習い事の付き添いで結構な頻度で会い、御本人の気さくな人柄やユーモアもあり、仲良くさせていただいていました。そろそろ連絡先の交換でも思っていた矢先、昨今のコロナ禍で学校行事の自粛や長女が習い事を辞めたこともあって、しばらく会えていませんでした。

そんな中、久しぶりの学校行事で再会し、色々と話している内に―


パパ友さん:「最近、人から竿をもらいまして、釣りを始めたんですがわからないことばっかりで」

私:「おお!いいじゃないですか!エサ釣りじゃないんだったら何時でもお供しますんで遠慮なく声を掛けてください」

パパ友さん:「いや、むしろ連れてってくださいよ。貰った竿ってイカ用(エギング)の竿で、それだけだと一年通して釣りをするのは難しいらしいんです。せっかくだし他の釣りもしてみたいんですが」

私:「アジ用の竿だったらお貸しできるので、それで良ければ」

パパ友さん:「よろしくお願いします!師匠!」

私:「そういうのやめてください(汗)」


そんなやりとりがあり、思いがけず連絡先を交換することに成功。

そして翌週、二人で最寄りの漁港に釣りに行ってきました。

事前に色々と準備や打ち合わせした結果、パパ友さんは身一つで参加できる様、タックルや道具類は私が用意して、パパ友さんは暖かい服装だけ用意してくださいということに。

そして約束の時間にパパ友さんの家に車で迎えに行ったところ―


玄関からクーラーボックスを“両手で抱えて”パパ友さん登場。


パパ友さん:「今日はよろしくお願いします」

私:「…大きいクーラーボックスですね」

パパ友さん:「小アジを釣るって妻に話したら、南蛮漬け作るから沢山釣ってきてって言われたもんで」

私:「お、おう」


ちなみに釣行当日の2日前から、釣れる時間帯やポイント、釣れるパターンなどの情報収集のため釣りをしておりました。

その結果―

・釣れるポイント釣れないポイントはハッキリしている

・釣れる時間帯は20時前~22時前

・反応の良いワームの色はソリッド系のピンクとチャート系

・表層付近のリトリーブに反応が良い

・ただし巻きスピードの好みがうるさい

・なのでジグヘッドは0.5g~0.8g

・基本的に食いが浅い

ということがわかりました。

つまり、初めての人には結構難しい釣りになるだろうということです。


ということで、今回の釣行で私が個人的に立てた目標は3つ。


1. 釣果の如何を問わず、パパ友さんに楽しんでもらうこと(アジのアタリを感じてもらって、その魅力を共有すること)

2. パパ友さんにまずは1匹釣ってもらうこと

3. パパ友さんのお土産として2人で10匹は釣ること


ちなみに2日前からの釣りの釣果はそれぞれ2時間で8匹と9匹。

サイズは15cmほど。



こんなサイズです。

目的の漁港まで、車内であれこれ話しているとパパ友さんの期待がビンビン伝わってきます。
恐らくパパ友さんの中で思い描かれているイメージは1キャスト1ヒットの入れ食い状態。パッカパカ釣れて息つく暇もない状態。

2日前からすでにあった重圧が、更に重みを増すのを感じながらポイントに向かうのでした。

(続く)  

Posted by すけろく at 08:34Comments(0)