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Posted by naturum at

2020年10月11日

父子アジング(※画像無し)

先日、娘のピアノレッスンの帰りに近所の漁港に寄り道してきました。
2人でアジングをするためです。ちなみに翌日は学校休み。

余談ですが記事投稿はしていませんでしたが、釣りはチョイチョイしていました。釣友のゴンさんと夜釣りや日中に子供たちを連れての釣りです。
ちなみにゴンさんとの釣りはアジングだったりエギングだったりしましたし、子供たち(主に娘)とはジグヘッドにパワーイソメを付けてのヘチ釣りというかマイクロテンヤ釣りというかといった五目釣りだったりします。

今回は娘とのアジング。普段の子供との釣りとは違い、娘本人からの要望もあり今回は釣りモノが明確です。

ということで、普段やっている足元の壁際に落とし込む釣りではなく、釣れるアジが小さいこともあり1g以下のジグヘッドを投げて巻いてという動作が必要となります。普段娘が使っている鱒レンジャーでは無駄に難易度が高くなってしまいます。そこで私の持っているアジングロッドの中から一本貸して使わせることにしました。


貸したロッドはブリーデンのトレバリズムキャビン KABIN 506CT-tip。


私が所有しているロッドの中でも高価な部類に入るロッドですが、思い切って使わせることにしました。
理由としては、①所有しているロッドの中で最軽量、②スケルトンシートでグリップが細身の為、娘の小さな手にもなじみやすい、③以前記事でも紹介しましたが、キャスト性能が高く、雑なキャスト、テキトーなキャストでも飛距離が出やすい、④魚信に関する感度ビンビン、という4点です。


釣り場に着いてライフジャケット着用などの準備を終えて、「今回の釣りはいつもの娘の竿だと少し難しいから、今日はお父さんのを貸す。使っていいよ」とすでにセッティングを済ませてあるロッドを手渡しました。すると―




娘:「軽っ!」


父:「でしょ?お父さんが持ってる竿の中で一番軽いやつ。良い竿だぞ(いやマジで)」


娘:「ホントに使っていいの?」


父:「いいよ。大事に使ってね( い や マ ジ で )」


娘:「やったー!」


父:「釣り場ではしゃぐと危ないから気を付けろよ( い や マ ジ で )」




そんな感じでポイントに移動して釣り開始。時間は18:30過ぎ。常夜灯が効き始める時間です。

ちなみに娘のタックルのセッティングは、
ロッド・・・ KABIN 506CT-tip
リール・・・ 15ルビアス 2000
ライン・・・ エステル 0.3号
リーダー・・・ フロロ 0.5号
ジグヘッド・・・ テトラワークス スナイプヘッドSS 0.8g
ワーム・・・ ティクト ブリリアント 1.2インチ ナノラメチャート
となっています。

ついでに私のタックルのセッティングはというと、
ロッド・・・ 18CORTO GCRTS-572UL-HS
リール・・・ 16ヴァンキッシュ 1000PGS
ライン・・・ エステル 0.25号
リーダー・・・ フロロ 0.5号
ジグヘッド・・・ テトラワークス スナイプヘッドSS 0.5g
ワーム・・・ ティクト ブリリアント 1.2インチ ナノラメグローオキアミ
となっています。

キャストする釣りは久しぶりである娘ですが、しっかりと前に飛んでいる様子。とりあえず一安心。
そんな娘に練習がてら何も考えずに前に飛ばして仕掛けを沈めずそのまますぐにゆっくりリールを巻くように指示し、私は辺りを手早く探って急いでアジの居所を探します。

居所はすぐに見つかりました。
場所を見つけてから数投後、無事一匹目をキャッチすることに成功。サイズはこの時期のこのポイントらしく、体長は私の中指ほどで10cmにも満たないサイズです。
娘にドヤ顔でアジを見せつつ、アジの居所を見つけたことを告げ、その場所を教えて譲ります。
早速キャストを開始し、アタリを感じて歓喜する娘。すぐさま他のアジの居所の捜索を開始する私。
本格的に常夜灯が効いてきたのか新たな居場所はすぐに見つかりました。娘に教えたポイント(数m離れただけの場所ですが)ではまだアタリが出ているようなので、そのまま私もアジングを楽しむことに。3匹ほど数を追加したところで、


娘:「お父さん!お父さん!釣れた!」

父:「おおっ!やったか!?」


興奮気味な娘の声に応えて振り向くと、丁度娘がアジを抜きあげているところでした―


―が、海面から1mほどの空中でオートリリース。


娘:「えええっ!?うそー!!」

父:「まぁ、よくあることだよ。お父さんもよくやる、それ」

娘:「今、釣れてたよね!?」

父:「ちゃんとアジの姿は見たよ」

娘:「もー!今度こそ絶対に釣ってやる!」

父:「アジはまだいるから、がんばれ」


痛恨のバラシに意気消沈してやる気をなくすかと思いきや、俄然やる気を出す娘。鼻息荒く、頭から湯気を上げながらキャスト再開。


実に頼もしい。


そして、キャスト再開数分後―


娘:「お父さん~♪」

父:「ん?」


呼ばれて振り向くとそこには得意気な表情で針に掛かったアジを見せる娘の姿が。


父:「おおっ!おめでとう!」

娘:「やっと釣れたよ」

父:「すげえな」

娘:「いや、お父さんの方が沢山釣ってるし」

父:「いやいや。あのな、言わなかったけどアジングでこのサイズのアジって釣るのなかなか難しいんだぞ?」

娘:「そうなん?」

父:「うん。まぁまぁ自慢できる」

娘:「やったぁ」


意気揚々と釣りを再開する娘。
ルアーフィッシングあるあるですが、1匹目まで辿り着く道のりは非常に遠いのに1匹釣ると何かが分かるのか、その後よく釣れたりします。私もそうでした。
娘も例外ではなく、1匹目を含め怒涛の3連続キャッチに成功。立派だと思います。親の贔屓目かもしれませんが。


気付けば釣り開始から1時間半、20時前になっていたので納竿。釣果は私9匹、娘は3匹でした。


駐車場までの帰り道、「楽しかった。また来よう」と意気揚々の父と娘なのでした。


やはり釣りは楽しい。  

Posted by すけろく at 15:38Comments(0)